今年の終わりに | 広告とかデザインとか

広告とかデザインとか

デザインや広告のこと、趣味などを徒然と。

今年も無事終わりました。感謝とともにほっとしたひとときです。

年末まで忘年会と称して毎日のようにお客さんや親しい友人と呑む機会がありました。仕事のことやこれからのこと、部下のこと(もうそんな年代なので)話すこともいろいろ。

 

その中で、今年は働き方について考えさせられることが多かったように思います。電通さんの過労死のニュースや、女性のワークライフバランスなど。いろいろな視点がありますが、良い悪いではなく世の中が変わってしまったと感じます。

 

私が新入社員として入社したときは、時間という概念がなく、深夜まで夢中で仕事をしていてそれが楽しい時間でした。残業を意識していたことはありません。純粋に役に立ちたかったという想いがありまし、また上司も陰ながら努力を認めていてくれたことが歓びでした。個人の力を発揮できる環境こそが大事なのだと思います。

 

昨今仕事というものが、非常に打算的で閉塞的な価値観で捉えられていると思います。一定時間でどのくらい効率的に仕事ができるかとか、時間あたりにどのくらい利益を上げられるかという視点が主流になってきています。グローバル化で競争が激しく企業体力がなくなってきていることも一因かもしれません。

 

どのような会社でも昨日と同じことをしていては生き残れない時代に、効率化だけでは閉塞的な発想しか生まれません。効率化よりもどれだけ新しいことに代謝していけるかが鍵だと思います。一見無駄に思えることことそ価値があるのだと思います。

 

働く人も雇う人も仕事の本質を見極めねばならない時が来ていると思います。

 

年末なので、最近おかしいな〜と薄々感じていることを記載して来年に望みたいと思います。

◯型だけで業務効率が落ちているISOなどの業務 

◯セキュリティー重視すぎで、メールが使えず業務に支障をきたす会社 

◯女性の活躍を支援する政府の施策が、逆に職を失うのではないか

◯大学が少子化の生徒獲得のために行う行き過ぎた宣伝活動 

◯医療過誤にまつわる医者への巨額な損害賠償請求 

◯労働基準法 実のところ就業機会を減らしているのではないか

◯様々な補助金 お金よりも知識を援助したほうが永く続くのではないか

◯インターネットに価値観を束縛されすぎる世の中