広告デザインのコツ6 | 広告とかデザインとか

広告とかデザインとか

デザインや広告のこと、趣味などを徒然と。

このテーマについてはラスト2回です。

前回の5ではキャッチフレーズを考えてみました。
今回はレイアウトバランスについて

それでは優先1 優先2 優先3 の内容をレイアウトしてみます。

レイアウトでは面積の多い内容から目に留まるので(つまり大きなものから注目される)ので、その順番が重要です。

まず優先1を全体の1/2の面積を使ってレイアウトしてみます。
そして残ったサイズのまた1/2に優先2の内容を残りは優先3というふうに、スペースを分割します。
かならずしも1/2とは言いませんが、そのくらい大きなメリハリをつけるということです。
掲載する写真や文字も同様に大きくしてください。

ちなみにメリハリは、邦楽で使う「メリカリ」が転じた言葉です。低い音を「減り(めり)」、高い音を「上り・甲(かり)」と呼ぶそうで、音楽でもバランスが大切だということですね。

このことは、人に内容を話す時も同様で、伝えたいことを先に話し、それを補足して話すと端的で理解しやすくなります。結論(課題)、補足、補足という流れです。

あと大切なのは文章は少なめにすること。誌面ならば1/3以下に押さえておくべきでしょう。文章が悪いのではなく、図や写真がより簡潔に説明できるからです。
また、デザインを凝りすぎたり、色彩を多く使うと、本来伝えたいことを「邪魔」してしまう場合があります。可能な限り少ない要素で表現することを心がけてみてください。

それでは次回は最終回です。