高齢化社会にむけて | 広告とかデザインとか

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デザインや広告のこと、趣味などを徒然と。

昨日は加賀の実家へ。

一人暮らしをしている老いた父の様子を見にいくためです。

母が亡くなってから自分の家に来るよう薦めますが、育った自宅を離れたくないと言います。さすがに健康などが心配なので無理やり引き連れてこようと試行錯誤している状態です。

環境はどんどん変わっていくもので、病院に付き添ったりと結構大変なことが増えてきます。


天気がいいのでドライブに連れて行きました。これがほんとに楽しくない!(笑)

ほんと親子逆転になっていまいました。



世帯分離や核家族化が進む一方で、いずれ自分たちに帰ってくるリスクをもっと社会で考えたほうがよいのかもしれません。ワークライフバランスという言葉を最近意識してしまいます。



余談ですが、10年ほど前に日本に初の介護保険が創設され、仕事で事業計画づくりをお手伝いしたことがあります。日本全国の市町村をまわり、要介護者がとのランクに属して、何人潜在して、どくらいの財政負担が発生するのかを調べました。夜は公民館で住民ヒアリングを重ねました。多くが過疎の町で子どもが都会に出ている町ばかり。

介護に対してのヒアリングというよりも、結局最後は子どもの安否を相談されるという内容になっていました。

子どもの自由と引き換えに、親もまた様々なリスクを負うことになります。


介護という問題は、ドイツなどの先進諸国に習い、介護の社会化というテーマで日本に導入されました。表向きはごもっともなのですが、裏向きは医療費の軽減のための民営化が本音です。国が益々倍増していく医療費を絞るというのは経営的には、悪ではなく健全な措置ともいえます。しかし医療現場では医師不足の問題もある。先行きは苦しく日本の経営は完全に倒産している状態です。


日本の暮らしはGDPこそ高くとも、生活クオリティーはかなり低いと思います。サラリーマンは転勤ばかりで、親や子どもすら連れて行けない状況。どこか不安を抱えながら働いている戦士たちです。経営の効率化という一方で心の豊かさはなおざりにされています。


もうすこし配慮して、本来の日本人パワーを発揮できる環境づくりを行えば、クリエーティブな日本が戻ってくるように思うのは僕だけでしょうか。。