参考:『呼吸入門』(齋藤孝)
リモートワークになって2ヶ月ほど経った。集中力が無くなってきていると感じるので、原因と対策を考えてみた。
①散歩不足により脳の活性化不足。
②監視する人がいないことによるスマホの触りすぎ。
③マスク、飛沫感染を避けたいための呼吸が浅くなってきている。
今回は本を参考に③についてまとめる。
1、呼吸力の大切さについて
腰と肚(はら)の構えがしっかりすると、肉体に力強さがみなぎる。落ち着いたどっしりとした動きができる。
これは一つの技であり、反復練習によって身に付けられるものである。
そして、腰や肚の据わった状態をつくるのが腹で深い呼吸をする呼吸力である。
かつて、日本はさまざまな息の文化を持っていた。しかし、戦後数十年で生活スタイルが変わり、呼吸力は衰退してしまった。
2、色々な息の文化
能、狂言、詩吟、、、などは息の芸である。
演者がどういう呼吸をするか、どういう動きをするかで、場の締まり方が変わってくる。
こういう視点で舞台芸術を見に行くと面白い。
笑いは、息を溜めた状態と放った状態の往復を楽しむもの。
読経や、祭りの神輿をかつぐ掛け声などは、大勢と息を合わせる行為である。
書も呼吸の芸。
ちなみに、漫画では線の美しさが大事だと言われる。一流は迷いがない美しい線を引く。
デジタルではそこを補正できるが、呼吸を衰退させないためには補正に頼らない方が良さそうである。
3、呼吸力の要
呼吸力の要は、次の二点。
・息をどれだけ深く長く続けることができるか
・息と動きをどれだけ連動させることができるか
この二点をこなすことで、集中力、感情のコントロール、疲れにくい体に繋がる。
具体的なやり方は
丹田に意識を集中して、お腹で息をする。
三秒鼻から息を吸い、二秒息を溜め、十五秒かけて細く長く息を吐く。
これは、数千年の呼吸の知をシンプルな型にされたもの。
世の中にある色々な身体技法に手を出すのでなく、安全で普遍性のある型を一つでも徹底的に体に染み込ませることである。
4、アクションプラン
①散歩は定時に行う。(9時45分~10時45分が理想。)。一人の時はテーマを決めて。友人と歩く時は雑談。
②タイムロッキングコンテナを購入して、仕事の際に利用する。
③3秒(吸う)・2秒(溜める)・15秒(吐く)を1セットとして6セット毎朝行う。その型を体に徹底的に染み込ませる。