学問がもたらしている、進歩というものは、果たして実際上、技術上の意味以上の意味をもつであろうか。

1、レオトルストイの考え
トルストイは独特のやり方でこの問題に到達している。

この問題はつまり、

死とは意味ある現象であるかいなか

という問題に帰着する。

彼の答えは…

「文明人にとっては否である。」

なぜか?


2、嫌がることと、飽きること
無限の「進歩」の一段階をかたちづくるにすぎない文明人の生活は、本質上、終わりがない。

どんな人でも死ぬまでに無限の高みに登りつめることはできない。

古代の農夫などはみな、人生が彼らにもたらしたものの意味の全てを知り尽くした。

そして、ついに彼らが解きたいと思ういかなる人生の謎もなく、生きることに「飽きる」ことができた。

文明人は、

生きることを嫌がることは出来ても、

生きることに飽きることは出来ない。

だから、死は無意味で、
そして、死が無意味な出来事にした
原因である文明の生活そのものも、
無意味とならざるをえない。


3、アクションプラン
頭で理解しなくても文明人はこのことを感じるはず。そして、悩みはやってくる。それを無視して働いたところで悩みは晴れない。

もう少し学んで、考えてみよう。