昨日、滋賀県長浜市の「曳山まつり」に行ってきた。この祭りは、「国重要無形民俗文化財」「ユネスコ無形文化遺産」に認定されている。


はじまり
"秀吉は、天正2年(1574)頃、現在も曳山祭で執り行われる源義家の武者行列を模した「太刀渡り」という行事を行い、のちに男子出生を祝って町民に砂金を振る舞いました。それをもとに各町が曳山をつくり八幡宮の祭で曳きまわしたのが曳山祭の始まりと伝わっています。"



動く美術館

雨から守るためカッパがかぶせられていたので、見所の一つ"動く美術館"と呼ばれる曳山の全体が見れなかったのは残念だった。カッパをとると江戸時代の伝統工芸を結集した金具、彫刻、絵画で彩られている姿が現れる。



子供歌舞伎
もう一つの見所である子供歌舞伎はアーケードの中で行われて無事見れた。5~12歳の子供なので差が見れて面白い。同じ演目内でも役者ごとに実力の差が見えるし、別の区でも実力の差が見える。今の僕にはストーリーが理解できなかったけど…、理解出来ないなりに面白かった。歌舞伎は祭りで見るのが僕には丁度良かったのかもしれない。



一体感
曳山をみんなが一体になって引いていて一体感を感じれた。左右の人の引き具合が違うとまっすぐ進まず店に突っ込む。引っ張りすぎるとスピードが出て危ない。また、直角に回る時は慎重に回さないと屋根にあたるが、力を抜けばびくともしない。

車輪のきしむ音でその曳山の重たさが伝わってきた。
無形の民俗文化財は運動会の綱引きよりはるかに効果は大きい。こういうのに参加して近所の人と繋がるという行事はどこの町にでも必要だけど、どこにでもあるわけではない。





観光
商店街には店がたくさんあり、歩きながら色々食べた。
特に美味かったのは、
ふわとろオムライス
80円のみたらし団子
西京焼き鳥串

長浜は祭りが無いときに観光に行っても退屈しない見所の多い町だと思う。長浜城、黒壁スクエア、長浜八幡宮…調べたら見所は結構ある。


追記
・全国の祭りにはどんな種類、目的があるのかさらに知りたくなった。目的としては五穀豊穣を祈るというのが一番イメージかわくけど、祇園祭ですら何のためにやってるのかよく分からない…。

長浜曳山祭の場合は、男の子誕生を祝ったのがきっかけで曳山が作られたのだから、男の子誕生を祝い、神様に感謝する祭りなんだろう。だから5~12歳の男の子が歌舞伎を演じるんだろうか。

・これから新たに生まれる祭りはあるだろうか?また、生まれるとしたらテクノロジーも組み込んだ祭りだろうか。それともテクノロジーが進んで不便がなくなり、あらゆるものをある程度コントロールできるなら祭りは発生する必要がないか。

・今年は月曜日がメインの日だったみたいで、土日が関係無い時代からやってるんだなと気づいた。それで、土日休み制度はいつから始まったか気になって調べたら昭和40年頃、松下幸之助がアメリカを参考に始めたらしい。(日曜日が休みという考えはもっと古くから)。