今日のテーマはこれしかありません。


関東大震災から100年。


関東大震災の最大の特徴は、火事が被害を大きくしたことでしょう。


たまたま強風が吹いていたために、被害が拡大した訳ですが、これは現代でも大きなリスクです。


最近の耐震化の効果により、地震の揺れによる死傷者は激減しましたが、揺れが収まった後が問題です。


現在の東京で、火事が同時多発的に発生したら、まともな消火活動が出来るとは到底思えないし、高層階に取り残されたら、どうやって下に降ろすのか?


結局、東京一極集中がリスクの源で、それを何も解消しようとせずに、小手先の対策ばかり打っても限界があります。


首都直下地震の発生確率が、30年以内にM7クラスが60〜70%とされるなら、東京の人口を必死で減らすことが必要なのに、それには手をつけないのは怠慢でしょう。


転勤で東京を離れた兄が、もう戻りたくないって言ってたけど、懸命だと思うよ。