最近、古いJPOPを聴いているのですが「守る」という単語が頻出するのに気付きます。


私が若い頃は、男女ともに好きな人のことを、ユーミンじゃないけど「守ってあげたい」と思ったのではないでしょうか。


現在の天皇陛下だって「お守り致します」と言ったくらい当たり前の感覚でした。


ただ、最近は変に男女平等の意識が高くなったせいか、そんなこと言うのは憚られるのではないでしょうか。


また、現代唯一の倫理である「人に迷惑を掛けない」が、「人に甘えてはいけない」へ変異し、そうなれば「守る」も「守られる」もありません。


人間は、大人だってみんな不完全な訳で、恋人には迷惑も掛けるし、迷惑を引き受けるってことなのに、そんなことすら出来ない若者は気の毒なことだと思います。


昔は「守る」の意味なんてよくわからなくても、常套句のように使ってたけど、そんなもんで良いんじゃないのかね?