今年も今日を残すのみとなりました。
あっという間に1年が過ぎつつも、振り返ればたくさんのことがあったと、ありきたりな言葉でしか表現できませんが、そう感じています。
「ママは天国に行ったの?」
「天国はどこ?」
「ママに会いたいなぁ。」
はーちゃんは、最近このようなことを話すようになりました。
昨日お墓に行くと、
「ママ、どーぞ。」
と、自分の大切なアメを置いてきました。
少しずつ着実に成長していく中で、自分の親のことをちょっとずつ認識し始めています。
それは、確かな成長の証として喜びを感じますが、一方で、そのことを親としてどう受け止め、どう子どもに伝えれば良いか、悩むものです。何と言っても、悲しさが先に立ってしまいますからね。
今、そしてこれからもできることは、共感なんだと思っています。
君がもつさまざまな感情は、当たり前の感情で、その気持ちは私たちも同じだよ。
このことに尽きるような気がします。
子どものためにと本屋に寄って絵本を探したときに、お母さんが事故で亡くなってしまい、オバケになって4歳の子どもの前に現れるという絵本を見つけました。
もしかすると、はーちゃんの周りには、いつもママがいるのかもしれません。そんなことがないとしても、近くにいるような気がしていれば、心のあり方も違うのかもしれません。
来年からは、いよいよ幼稚園。
はーちゃんにとっては、大きな変化となります。
どんなときもパパとママは近くにいるよ。これが彼の大きな支えとなるように、これからも寄り添いながら、一緒に成長していきます。