子どもの予防接種。受ける？受けない？

子どもの予防接種。

特に新生児から幼児期にかけての予防接種について考えるところがありました。


法律により、努めて予防接種を受けなければならないものは自治体が負担をしてくれるため、私達親が負担しなくて済みます。
税金が使われているとはいえ、当事者にとっては大変ありがたいことです。

問題は、対象でない予防接種は実費で支払わなければならないという点です。
仮に自治体が負担してくれるのであれば問題になりませんが、今は対象外のため任意接種になっており、この場合、受けるかどうかは親の判断になっています。

もちろん受けられるなら受けた方が良い！当たり前です。でも、そう簡単に言えない理由があります。


それは、金額の問題です。


例えば、ロタウイルスで考えてみます。
(ベビちゃんが受けたときの場合)
ロタウイルスは、任意接種で2回しなければなりません。
費用は、1回で13,000円でした。
2回なので、26,000円です。

すごい金額です。
これを親が安いと思わなければ、任意接種を希望しません。

安いと結論を出すためには、
家庭の経済状況。
兄弟がいれば負担がさらに増えること。
費用対効果の検証。
子どもの命。
これらを考えて総合的に出さなければなりません。


子どもの命なんて大げさな。。

そんなことありません。

ある病院の勉強会に参加したときに、外国のロタウイルス感染について話がありました。簡単に言うと、ロタウイルスのワクチンが、子どもの死亡率を劇的に減らしたというものでした。

そうです。
ロタウイルスで、子どもが命を落としてしまうことがあるんです。
日本でも死亡例はあります。


私は、受けるべきだと思います。
自分の生活費や子どもに買ってあげたい服を我慢して、その分を予防接種に使うべきだと思います。

子どもの命を天秤になんてかけられません。
子どもに辛いおもいをさせないように、親が責任を果たすべきです。