展覧会に行ってきた。
福井市立美術館。
ここには今まで展覧会を見に来るしかなかったけど、広い公園があって散歩にもよさそうな場所。
一度ゆっくり歩いてみよう。
この螺旋になったスロープで上がるのがいつも楽しみ。
花の数が多くて驚いた。
上の写真以外にも、ロビーの方にたくさん。
すごいわ。
パンフレットにもある上の右側の写真。
立ち上る湯気やぬくもりを自分の頬にも感じるよう。
杜氏達の息づかいが聞こえて来る。
新聞の取材を受ける西畑氏。
上のおじさんは写真に頭を突っ込むようにして熱心に見ていた。
たとり氏は福井豪雨をきっかけに、福井に「幽玄」を求めて撮り続けているらしい。
これまでの「出会い」についても興味深く読ませてもらった。
上のおじさんは日本酒を飲むのだろうか。
将来酒造りを始める予感がする。
たとり氏の写真が展示されているコーナー。
このようにここで紹介するのがためらわれるほど素晴らしい作品。
ぜひ会場で。
西畑氏はこの明朝体にこだわりがあるという。
黒龍の広告に関しては、モダンな和の文化を意識したということだ。
余白が生かされたシンプルな構成が、黒龍の存在をより確固たるものと感じさせる。
プロダクトデザイナーの深澤直人氏が黒龍のために作ったグラス。
このグラスで正月に黒龍をいただいた。
薄くて、手のひらで包んでいると酒に体温が移ることまで考えている。
このおじさんは集中して見ていたので休憩中。
しばし仕事を離れ、これからのこと、野菜作りやその他の展望を想う。
黒龍季刊誌の表紙。
アクティブな西畑氏。
ロビーの展示。
錫製のとっくりやったっけ。
残念ながら試飲や購入はできない。
夏子の酒という漫画に取り上げられた酒は、黒龍がモデルかもということだ。
黒龍のアルコール。
西畑氏とたとり氏の黒龍への思いや広告作りに対する姿勢、そして黒龍の歴史と酒造りへのこだわりが感じられる見ごたえのある展覧会だった。
日曜日まで。 金曜日は休館。
おしまい。