松島水族館に通りかかった。
休館中。 公共の施設は、博物館、図書館、ミニ動物園とどこもやっていない。
車を停めて少しうろうろ。
海を眺めていたら駐車場にイソヒヨドリのオスが歩いているのに気づいた。
でも様子がおかしい。
こんな姿みたことがない。
羽毛が逆立ってヤマンバのような猫背。
イソヒヨドリの視線3mほど先にはもう1羽のオス。
そして、そのオスの後ろにいたのがメス。
しばらく見ていたらメスは飛んだ。
すぐそばの樹木に止まる。
でも、しばらくして見えなくなった。
戦闘モードのオス。 おらぁ~!!と叫んでいるようにも唸っているようにも見えるが、実際は全くの無言。
イソヒヨドリのカップルに別のオスが割り込もうとしているのだろうか。
居間に乱闘が始まりそうな感じなんだけど、一定の距離以内には近づかない。
その距離は2mぐらいかな。
上の写真では、奥の暗い一段高いところに1羽見える。
はて、どちらのオスがメスの相手なのか分からんな。
普通に考えれば、メスのいた方向にいた右向きに威嚇する方がメスの相手だと思うんだけど。
でも手前のこの左向きのオスの方が怒っているうに見えるんだな。
左にいたオスは相手に向かって行くのかと思えば、上の写真のようにだんだんそれて行って、
うろうろするだけ。
まあお互いにオラオラやってるだけで、一向に喧嘩は始まらない。
1羽が飛んだ。 どっちが飛んだのか分からなかった。
そしてもう1羽がどこに行ったのかも分からず。
水族館の屋根の上でまだ威嚇の姿勢を見せている。
そのうち表情が穏やかになった。
相手の姿が見えなくなったのだろうか。
鳥にも表情があるんやなと実感。
メスも現れた。
この2羽がカップルなのは間違いない。
でもどちらのオスがこの屋根にいるのか分からんのよ。
多分、もともと相対していたオスの向かって右側にいた、
メスから遠い方のオス君がこの鳥だと思うんだけど。 なんとなく。
写真では分からないと思うけど、
ネコの威嚇のような姿勢で歩くオスはホント怖かった。
おしまい。