ハイビスカス__花の一生
オカシな標題ですけど、最近、面白いことに気付いたので記事に
してみた。
我が家のハイビスカスなんだが、晩秋に家の中に入れた。
昨年は寒かったせいもあるが、避寒部屋の気温が時折零下に
なった結果、大ダメジを与えてしまった。
葉が半分程落ち、一部の株が完全に枯死してしまった。
で、今年は屋内保管にしたところ、最低気温が10℃以上を保持
しているので、元気に回復してきた。
少しずつ成長しているという事は枝も伸びるし葉も茂るわけで、
その結果、花芽が出来て、花が2回咲いた。
赤花が2輪、黄花が3輪咲いた後、また黄花に蕾が付いた。
で、これを子細に観察してみた。
はじめは豆粒ほどだった蕾がだんだん大きくなり、開花寸前に
なった所でよく見ると、花弁がまるで傘のようにうまく捻じり畳まれて
いるのに気付いた。

どうなるのかなと思ってたら、見事に開花した。
花は、計測はしてないが開花後も少しずつ大きくなっているようで、
だんだんと豪華なハイビスカスの花に育っていった。

花期は大体3日ほどで、あっちに向け、こっちに向けて楽しめる。
花弁はオレンジ色で、花芯に濃い赤が入っている。
真夏の花はオレンジ色が特に濃いが、冬場は少し色あせた感じ
ではあるんだが。
そして、徐々に萎み始める。

で、今まではあまり気にしてなかったんだが、花が終わるとその後
どうなるのかを観察した。
落ちた花額は何度も見ていたんだが、椿のように花ごとポトリと
落ちるものだと思ってた。
すると、開花後の花弁が少しずつ縮まってくるんだな。
と同時にメシベを抱き込むようにシッカリと巻き付いてきた。

種が出来るわけではないんだが、花芯を保護するかのように
シッカリと巻き込んで、また元の傘のようになった。
これで数日間ジッとしてる。
んで、気付いたら、花全体が落下してしまってたな。
クルクルと巻いた花弁はまだしっかりとメシベを保護したまま。
ま、保護するというより、そのまま固まったって所かな。

残った花額はうつろに天を向いて残ったまま。
種らしきものはなく、壺のような状態で残っている。
主を無くして虚ろな感じ

そして数日後、花額も落ちてしまう。
残ったのは花柄だけとなるんだが、この花柄は硬くて長く残る。
1週間か10日、あるいはそれ以上は残ってるな。
場合によっては剪定するまで落ちないんだな。

何でこういう摂理になってるのか全く分からないが、種にならない
花額を残し、最後には花柄だけになっても暫く残る意味は何なんだ
ろうかねぇ。
その昔には意味があったのかも知れないが。
いずれにせよ、萎んだ花弁がシッカリとメシベを抱き込むように
するのは初めての発見で、なかなかの見ものでしたな。