悠釣亭のつぶやき -2882ページ目

相撲協会、シッカリせいっ!

ロシア出身の力士、露鵬と白露山が大麻吸引疑惑で解雇された。

責任を取って、北の湖理事長が辞任。

本当に吸引していたとしたら、この処置は当然の結果であろう。

日本の国技であるかないかはともかく、スポーツで生きている

以上、ルール遵守は当然だし、相撲ファンならずとも一流選手が

悪に染まっている事は社会的影響が大きく、断じて許せない。

特に大麻となると、これは持っているだけで犯罪なのである。


問題はその根拠である。

ドーピングという本人にとっては「死刑宣告」に等しい結果判定は

厳密な上にも厳密を期さなければならないと思う。

世論の大勢は「吸ったくせにウソを言い張っている」と言うもので

ある。本人は強く否定している。本当はどうなのか?

検体に大麻成分のTHCが含まれていたという事実や検査そのものの

厳密さが非常に高いものである事は過去の事例が証明しているので、

まず間違いないものであろう。


弁護士は手続きに問題があったという。私もそう思う。

この検査が非常に厳密さを欠き、協会の思いつきで実施された

としか思えないからである。

真にドーピング検査を実施するなら、抜き打ちである必要なんか

まったく無い。

検体が本人のものであるかどうか、誰かが混ぜ物してないかどうか

等が疑われるようなやり方での検査は、力士の生命を抹殺するような

重大事に、まったくそぐわないのである。

国際的に認められている手続きがあり、絶対に申し開きが出来ない

ドーピング検査のやり方があるのに、何たるずさんな事であろう。


禁止物質として、100を越えるものがあり、利尿剤や血圧降下剤には

これらの含まれるものも市販されている。喘息の治療薬や漢方薬の

葛根湯なども黒になるのである。

本人がどんな薬を使っているか等を申告し、かつ、陽性と出たあとにも

弁明の機会があってしかるべきである。

3ヶ月前の副流煙なんかじゃない何かがあった可能性も否定できていない。


何故、科学的に厳密な検査法があり、言い訳できないような手順が

あるのに、そうしないで、疑いが生じるようなやり方をしたんだろう。

ここに、協会の姿勢が垣間見える。

大麻所持で解雇された若ノ鵬が出て、浮き足立った協会が、一転、

打っちゃりをかますつもりで、ドーピング検査を、どうせみんな白なんだ

から、簡単に済ませて、「ほらこんな事までやってますよ」って言いた

かったとしか思えない。

陽性が出てしまったら仕方が無い。

感情論が先に立って、「そんな奴は死刑だっ」。

マスコミも「やっぱり出たっ!」とばかり、乗りに乗ってる。


相撲界がここ10年程で劇的に変わっているのに、100年1日が如き

協会の対応は見るからに情けない。

真に国技として、国民が尊敬できるスポーツとして、位置づけられる

ためには、運営体制、教育、規律、モチベーション、健康管理等々

やるべきことが一杯あるはずで、昔の栄光だけに頼って、体質改善に

努力してこなかった協会こそが攻められるべきではないか?

大麻を根絶追放するのが真の目的なら、力士の教育、罰則の明示、

見合った検査をやるべし。


ロシアやウクライナ等アフガンに近い地域は昔から大麻の温床だった。

若ノ鵬、露鵬、白露山はまさにこの地方の出身者。

外人が悪いと言う前に、そういう人たちを受け入れていると言う自覚が

無いのが嘆かわしい。

朝青龍の時だってそうだったじゃないか!


個人的には、「どんな厳密な手続き、検査をしていても黒だった可能性が

90%以上はあるのではないか」と思う。

検査って言うのは、それを真に黒だと確認するための手段であって、

科学的に、確実に、残り10%を否定できるもので無ければならない。

疑わしきを罰するやり方に納得できないのである。


これを奇禍として、協会が生まれ変わってくれるのが私の期待である。

再発防止委員の皆さん、覚悟して取り組んでくださいねっ!

そうでないと私を含め、全場所テレビにかじりついているファンがサッカーに

鞍替えしてしまいますよ。