菊花展2024
近所の公園にて菊花展が開催されているという話を聞いて、鑑賞に
行ってみようかという話になった。
菊の花は日本の伝統とて、日本全国各地で菊花展が開催されて
いるようだが、たまたま合致する時以外に敢えて見に行こうと思った
ことはない。
というのも、どこも丹精込めた素晴らしい菊の花々だから、とても
自分の能力外という事で、見るだけ身の毒って言うような感覚が
あったからかも知れない。
今回の展示会はそれほど格式ばったものではなく、市民の作って
いる花々だから、それほど気負って見る程の事もなく、気軽に鑑賞
できるかも知れないと思ったから、見に行く事にしたわけだ。
それでも、なかなかの見ものであったことは事実。
まず最初に展示会の入り口から見た景色。
いやぁ、これは凄いな。
皆さんの丹精込めた菊たちが所狭しと並んでいた。
1年間の丹精の賜物。

入口すぐの場所には会員の人達が作った菊作品が並んでいて、
これは売り物になっている。
どれも良い出来だけど、今買っても数週間の楽しみで今年は終わり
って事だから、短期間の鑑賞か、新芽取りのために買う人のためか。

中に入ると、これは見事というしかない。
丸ぁるい玉状に作った、そこそこサイズの菊の鉢植え。
このくらいの大きさに作れたら、素晴らしい鑑賞品になるだろう。

3本立ちは本命の作り。
黄色、白、房になったもの、糸状のものなど様々で、見ていて飽き
ない。
会員の方の話によると、春先から育てて、10月初めには蕾が出来、
今頃満開になるという。
見事というしかない作品ばかり

少し離れた広場には、これまた豪華というしか無い鉢植えが。
鉢そのものが大きく、運ぶのさえ容易じゃなかろうが、色とりどりで
花着きも良く、これから満開になるようだが、噎せ返るような菊の
香りとともに、嘆息あるのみの立派な出来具合。

室内には、小作品が無数に展示されていた。
このくらいのサイズなら、床の間に飾るのも風情があるかも。
菊は花期が長いから暫くは楽しめそうだな。

もっと小さいのがこれ。
高さがせいぜい20cm程なのに、シッカリ花が咲くし、蕾も多いから
花期も長く室内で長く楽しめそうだ。
作ってみたい気がするが簡単じゃなさそうだな。
話を聞くと、小さく作るためのノーハウが沢山あるという。
だろな。

行ったり来たり、戻ったりと、色々と長い時間をかけて鑑賞した。
ひと際豪華だったのはこの株。
鉢は普通の菊鉢なんだが、花茎が数本出ていて、それぞれに
豪華な花を付けている。
普通の作りだと、天、地、人の3本仕立てが最良とされているよう
だが、これは勢いに任せたと。
一つ一つの花が20cmはあろうかという逸品。
ワシは文句なく金賞を上げたい。

会員さんの話では、菊作りは簡単だという。
春先にネットで、苗を買って育てるだけだと。
花の種類、大きさ、色合い、等々、自分の好みのものを買い、
日当たりと肥やしを面倒見れば、このくらいのは咲かせられるという。
俄かには信じがたいけど、やってみたい気がしないでもない。
恐らく、放置栽培では、暴れてしまって鑑賞に耐えないものになって
しまうんだろう。
菊の花に失礼な気がして、躊躇いしかないな。
楽しい秋の一日ではあった。
