跨がない遠征 ③豊原駅で泣く。 | 山中鉄道部GOLDのブログ

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息子が中学生の時にふざけて始めた「山中鉄道部」
そんな息子も立派なアイドルヲタクに成長し鉄道趣味から離れてゆきました。
私も思春期は鉄道趣味を恥ずかしくて隠していましたっけね~
面白そうなのでアラフィフの親父が引き継ぎました。

本日の最終目的地と言っても
過言ではない。
 
栃木県最北端の駅へ向かいます。
 
信号無くて長閑で
まるで北海道みてぇだなぁ。
走ったことないけど(^^;
 
 
ナビは左方向ですって。
マジか?
 
マジでした~^^
 
 
秘境駅と呼ばないで。
 
 
ちゃんと駐輪場完備ですから。
 
 
東北本線 豊原駅。
 
昨年、駅舎が建て替えられたのは
鉄道ニュースで覚えてる。
 
またひとつ、味のある駅舎が
取り壊されてしまったのかぁと
ネットで旧駅舎を検索。
 
 
建て替えられて良かったようです。
 
怪我人出るまえに(笑)
 
 
さて、鉄道ネットニュースで
うろ覚えだったもう一つ。
 
駅舎を新しく建て替えられた
 
~お祝いの歌~
 
 
これだこれだ。
 
豊原駅の歌。
 
所詮、童謡クオリティーなんだろ?
 
と、興味本位で
スマホでYouTube検索し
 
その場でプレイ。

 

あれ、

 

目から汗が・・・

 

 
そして
 
五十のオッサンが
 
田舎の無人駅で独り
 
acureの自販機の前で
肩を震わせ
 
~号泣~
 
 
心地良い そよ風で
涙を乾かす。
 
悲しくない涙って
スッキリするもんですね。
 
 
(拾い画です)
 
作詞は
地元で交通指導員をなさってる
 
磯 由紀子 さん。
 
あまり詩って興味無くて
音ばかり聞く性分なんだけど
 
この場で生の歌を聴くと
スーッと入ってくる詩です・・・
 
 
まるで
坂本龍一の鍵盤で大貫妙子が歌ってるかのような
本格的なピアノ歌。
 
後々調べたら
本楽曲のプロデューサー
石田多朗さんは
前出の大御所と親交がある模様で納得。
 
 
(拾い画です)
 
いつまでも
 
居ると思うな
 
小学生。
 
 
お祝いに歌が出来るって
 
忘れていたほど
アタリ前のこと。
 
記憶になんか引っかかるなぁーと思って
ネットで調べてたら思い出した。
 
前記事でお邪魔した高久駅。
55年前に
駅が出来たお祝いの歌を
駅前の理髪店を営む方が
歌われていた伝説があります。
 
この豊原駅の歌も
その流れを汲んで企画されたのでしょうか。
 
 
叙情的に奏でられていたピアノが
 
coda部で8分に刻まれフェードアウトする様が
 
過ぎ往く列車を彷彿とさせます・・・
 
 
良い旅でした。
旅って言っちゃった(^^;
 
帰り道につきましょう。
 
この眺めはやっぱり秘境駅なのか!?
 
 
 
 
チョ~ット待った~!!
 
アソコ寄るの忘れてた!
県内でまだ、この先に寄るところがあります。
 
思い付きで来るもんじゃありませんね。
旅は計画が大事です。
 
つづく。