簡不知。 | ゆかりのブログ。

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今観終わりました。
 
『侠客探偵 簡不知』
 
全24話。
 
 
 
 
武芸のできない天才探偵が、父親の死の真相を知るため江湖を行く。
守るは彼に惹きつけられた手練れの武芸者たち。
行く先々で出くわす事件を解決しながら徐々に姿を見せる闇とは?
 
原作がないオリジナルストーリーで、ほとんどの出演者が無名ながら脚本の素晴らしさと展開の巧妙さが熱烈に支持され、口コミサイトで高得点を叩き出した話題作。
ミステリー、アクション、ロマンスと贅沢な見所が満載。
 
簡潔で情理に適ったストーリー展開。
登場人物の性格に深みを与え、なおかつ聞いていて心地よい芸術的なセリフ。
水が流れるような滑らかな動きのアクション。
どんでん返しのストーリー。
数々の賛辞がネットに書き込まれ、2020年のダークホースとして中国のドラマファン、武侠小説ファンが大注目した本作。
 
わずか24話中に事件が数珠つなぎで起き、それぞれが密接に関連する物語は、ミステリーファンをも唸らす極上の推理劇であり、個性的なキャラクターが入り乱れて戦いになる江湖らしさは武侠ドラマとしての見応えも十分。
 
【あらすじ】
8年前、突如現れた謎の殺人鬼・王画(おう・かく)を倒すべく、江湖最大の探偵組織「神機谷(しんきこく)」の谷主・簡尽歓(かん・じんかん)の呼びかけのもと侠客たちが集結。
激戦の末に王画を討つが、簡尽歓もともに果て、彼のひとり息子・簡不知(かん・ふち)も重傷を負い、記憶を失くす。
当時の事件を知る者はたった4人の生存者のみ。
寒月山荘の李(り)荘主、燕州の白草折(はく・そうせつ)大侠、常楽賭坊(じょうらくとぼう)の唐(とう)名人、三通鏢局(さんつうひょうきょく)の王(おう)鏢頭だ。
 
簡不知は真相を探るために旅に出る。
道中、趙我還と出会い、ともに旅を続けることに。
2人は次々と難事件に巻き込まれ、謎が謎を呼ぶなか事件解決に奔走する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この間の『成化十四年』もおもしろかったけど、こちらもとてもおもしろかった!
 
私の印象としては、『金田一少年の事件簿』中国歴史ファンタジーバージョンと言った感じ。
 
ひとつひとつ事件を解決していく過程もおもしろかったし、全体を通しての謎のこともおもしろかったにっこり
 
 
 
 
簡不知が趙我還と義兄弟の契りを結ぶところは感動しちゃった。
 
我還のお父さんの話のこととかね。
 
 
 
 
 
最初の寒月山荘の事件の時は、『成化十四年』で汪植の役をやってた子が召使い(?)の役で出てたよ。
 
私は次の傀儡島の事件で出会った盗紳と司馬当が好きだなー。
 
このふたりのやり取りがかわいい(笑)。
 
傀儡島の事件が終わって、このふたりとはそこで別れるんだけど、司馬当はオープニングにも映ってるからまた出てくるかなと思ってた。
 
最後の燕州のところでまた出てきてくれてよかったにっこり
 
 
 
 
 
展十七が我還に「簡様の兄弟は私の兄弟でもあるから、私が守ってやる」って言いに来たシーン。
 
思わず笑っちゃったなぁ爆笑
 
 
 
 
伊公子の事件のところで会った小妖女もかわいいし、葉先生もよかった。
 
葉先生が「自分がない」って話すところも好き。
 
最後の葉先生と黒霧の貴婦人とのシーンも何気に好きだな。
 
回想のところで映ったのが、元ってことよね。
 
だからあの言葉を言えたってことだよね。
 
 
 
 
 
簡不知と展十七、我還と明月の恋愛模様もよかったし。
 
特に明月は切ないねぐすん
 
十七と明月は十殺門っていう組織の人間で、それはそれでいろいろあるんだけども。
 
簡不知と展十七はともかく、我還と明月はどうなるのかねぇ。
 
あれでお別れなのは悲しい。
 
まぁ、事件も簡不知の病気のことも解決して、ちょっとモヤモヤはあるけど8年前の神機谷のことも分かって。
 
終わりかと思いきや。
 
最終回のラスト5分驚き!!
 
なにぃーーーーー!?!?
 
まさかの真実無気力
 
いやいやいや、これは続編ありきの終わり方じゃないですか。
 
即ググったけど、続編の情報を見つけられないもやもや
 
え?どういうこと??
 
これから作るのかしら。
 
そうじゃないと納得できない。
 
これはぜひとも続編をお願いします。
 
ほんとおもしろかった。
 
1話1話観終わる度に『え、もう終わり?』ってなるぐらい、時間経つのが早かったなぁ。
 
おすすめです。
 
楽しかったにっこり