こう見えて虫は大嫌いだ。
どう見えるのかと言うと、平気で虫も殺せそうな顔だ。
我が家は浜のチベット、自然豊かな小高い丘の上にある。
十数年前には女子大生殺人事件のあった畑が広がり、竹が群生している。
が、しかし筍は取れない。
そんな訳で気付くと網戸の隙間から、足がいっぱいあるやつらがやってくる。
タチ悪キングはやはり「百足」。
顔を刺されると気持ち悪くなる。
その上痛い。
やつらの存在価値を見出せない。
そんな私に力強い味方が現れた。
「氷殺ジェット」
-40℃の強力冷却で瞬間氷殺![]()
しかも従来の殺虫成分未使用のため、お子様のいるご家庭でも安心して使用できる。
(という売り文句だった気がする)
これはイイ
気がするぞ。
購入して一ヶ月以上経つが、幸か不幸か使用するまでの侵入もなく(小さいのならティッシュとトイレで対処する術を身に付けた)安穏とした日々を過ごしていた。
ところが先日、どこから来たのか大きな蜂が迷い込み、我が物顔で飛び回っていた。
早速戦闘態勢に入る私。
右手に氷殺ジェットを握り締め、「ブシュー」とやってみた。
敵も中々手強い。
飛び回り逃げ回る。
格闘すること約5分、勝敗はついた。
勝者ガルシア!
やつの亡骸は丁重におトイレ様に水葬(?)とした。
ようやく落ち着きを取り戻した我が家にて、戦いの後の休息をしていると
「ピーピーピー
」
突如の大音量。
そして
「ガス漏れです
ガス漏れです
」
と狂ったように喋り続ける報知器。
とりあえず警報ストップボタンを押し、換気扇を回し、窓を開け、団扇を手にそこら中を扇ぎまくる。
約3分後。
「ピーピーピー
」
「ガス漏れです
ガス漏れです
」
警報ストップボタンを押し、換気扇を回し、窓を開け、団扇を手にそこら中を扇ぎまくる。
約3分後。
「ピーピーピー
」
「ガス漏れです
ガス漏れで・・・」
ぶっ壊すよ、警報機くん?
結局これをあと5回程繰り返し、事態は収拾した。
この間、管理組合やらお隣さんから連絡が入る。
一番気が気じゃなかったのはお隣さんだろう。
すいませんm(_ _)m
料理をしていた訳でもないのに何故報知器が作動したのか?
この前点検したばかりなのに、もう故障かコノヤロー。
と憤慨していたが、もしかしたら先の戦闘の置き土産かもしれないということに気が付いた。
本当の敗者はガルシアかもしれない。