論点2:国内・海外債券をポートフォリオに組み入れるべきか
基本とするアセットアロケーションとして、資産三分割法と長期投資派の機関投資家の基本アセットアロケーションを紹介させて頂きました。その通りにすべきか、特に債券を保有するかについては、専門家の中でも大きく意見が分かれています。
一般的な投資理論
債券は、株式と異なる値動きをするため、株式と債券をバランスして持つことで、価格変動によるリスクを軽減することが出来る。(竹川美奈子氏の書籍等をご参照下さい)
外国債券反対派
外国債券の中には日本国債より金利の高いものがあるが、一般的に金利の高い国の通貨は、そうでない国の通貨に比べ価値が低下することが分かっているため、リターン面で日本国債より高いと安易には判断できない。また外国債券には、日本国債に比べ、為替以外の観点で見てもリスクが高いことから、尚更進めることは出来ない。(詳細は山崎元氏の書籍や記事を参照下さい)
債券そのものに対する消極派
特にまだ定年までの期間が十分にある世代の場合、労働によって得られる賃金というのは、毎年一定額を安定的に得られるという点で債券に近い特徴を持っている。しかもそれを日本にいながら得ているのだから、日本国債に近いといえる。すると、現役世代は労働力という名の日本国債を大量に保有しているのだから、金融投資においてはそれと性質の異なるもの、具体的には外国株式を中心に考えるのが、合理的である。(詳細は橘玲氏の書籍や記事をご参照下さい)
ちなみに管理人はというと、外資系勤務ということもあり自身の収入が株式に近い性質を持っているという認識も持っているのですが、リスクに対するリターンを考えると基本的に債券への投資にはネガティブです。今後の物価動向を見て、物価連動債くらいはポートフォリオに組み込むことも考えてはいますが。
以上となります。また他の記事も鋭意追加します。