ES調査などを軸としたNPOの情報発信をしていきたいと思っているので、
ES調査の勉強ということで読みました。
実はちょっと前職とも関係があるので。。。
日経ビジネスに掲載される「働きがいのある会社ランキング」を実施しているGreat Place To Work 通称GPTW事務局が、2010年の「働きがいのある会社」から10社を選出し、各社の取り組みなどを紹介した本です。
10社がそれぞれ、従業員の「働きがい」を高めるためにどんな努力をしているのか、
取組みを行うようになった背景や苦労などもまとめられていて、事例集として参考になります。
ただ、ここで紹介されている企業、
ネットで検索すると「ブラック企業」とささやかれているところもあります。
それもそのはず。
その会社は「働きがい」が高い理由を
「あらかじめ会社の理念というものが明確にあって、その理念に共感し、このフィールドで成長したいと思う人間を採ってきたから」と述べています。
つまり、理念に共感できる人間しかいません。「理念に共感できない人間は辞めてもらった方がお互いのため」とも述べています。
そりゃ、正論ですよ
正論ですけど、この代表は今の時代の転職の難しさや、勤続年数3年以内の若者が転職する難しさをわからないんだろうなぁ。
少なくとも、僕は会社の理念を強要する会社では働きたくない。
ネット上の掲示板の情報が正しいかどうかは別として、
やっぱり「ブラック企業」といううわさがたってしまう企業が、
こういったランキングに乗ってきてしまうというのは不思議ですよね。
もっと、客観的かつみんなの意見も反映したようなランキングになればいいのに。。。と思いつつも、このES調査つかったビジネスモデルはさすがです。