お世話になります。

さて、今回はロケハンした内容を掲載します。

この場所の上流で、

星空撮影を考えてロケハンしていた際、

「地元の方から蛍がでるよ」

のお言葉がきっかけで通い始めたこの場所。

バイクや車で通っています。

スマホで記録を撮ったり、

実機に近い撮影機材で撮ったりと

気になる場所です。

この日は、撮影機材そのものを(レンズ6本)準備し

ロケハンを行いました。

撮影日:6月15日(土) 11:00~14:00まで

天 気:曇

場 所:東温市・音田(おんだ)棚田

※ 6/10撮影した場所は、この場所です。

 

見た目より広いですよ!

この棚田の坂道を登ったり下ったりしたら結構疲れました。

山登りよりキツイかも?!

 

① 道沿いから…

音田に車を停め、下音田まで歩いてきました。

ここから先は、行かん!(遠すぎる…)

撮影対象の場所を廻ります。

 

② さて、棚田へ

ゆっくりと場所・周囲を見ながら移動です。

なんか脇役居ないかな?

 

③ 紫陽花…

土手の上に咲いているので、脇役にはできない

 

④ 田を散策

 田植えもほぼ終了しているみたいです。

この地域は、大体5月に田植えが終了します。

 

⑤ 坂道を下り…

空は真っ白…

晴れていればな~っ、、、(残念…)

でも日照があるので、暑いです。

 

⑥ 品評会で金賞を取った棚田

2年連続金賞を受賞した棚田

ブランド名は、「穂田琉米」(ほたるまい)

この後、農業経営者さん(農作業従事中)と

お話しする機会がありました。

あとで掲載します。

 

⑦ 雨滝

愛媛県中予地方に伝わる雨乞い伝説の地。

この棚田の上流部にある滝です。

駐車場から、近くです。

 

⑧ 上から目線

対角魚眼レンズの見下ろす描写角。

違和感を覚えます。

上から目線を仕事でされると、

「なんじゃ!」となりますよね...

「圧迫感アリ」となりますよね...

 

⑨ ロー撮影

畦道の地面近くから上目目線で

画角をとるとこんな感じです。

そこそこの画角がとれて面白いです。

やっと違和感がなくなってきました。

 

⑩ お空が青ければ…

夏の大三角形(ベガ・デネブ・アルタイル)が見える描写角

いて座・天の川・さそり座等々見れる描写角

 

NDフィルターで、

白い雲が流れる長秒露出を考えていましたが、

風もなく雲も思ったより動きが遅いので諦めました。

試し撮りできず、残念でした。

 

 

⑪農業経営者さん(農作業従事中)と会話

これなら、水面に写る星空とのコラボ撮影できるぞ!

丁度、今なら深夜帯に天の川が立ち上がる描写角です

ここで、農業経営者(農作業従事中)さんが来られたので

しばらくの間会話しました。

⑥で書いた穂田琉米についてなんですが、

有機栽培が前提です。

全世界から集まったコメの品評会。

5000種類ほどが集まるそうです。

その中から、18個だけが金賞です。

その中で、

2年連続で受賞されているお話をお聞かせいただきました。

すばらしいですね!

農業経営者(農作業従事中)さんは、謙虚な方でした。

 

この穂田琉米は、植えた際の自制力が弱く、

一定程度まで成長しないと稲の自制力・保身力

というのが育たないようです。

私は、会話する以前、

「苗を見て、なんとひ弱な苗だこと」

思っていたことを伝えると、

苗から一定の大きさまで成長するまでが

手間暇がかかるとのことです。(なるほど!!)

 

農業経営者(農作業従事中)さんは、

田植えで機械が通らないところは、

手植えするわけれど、

先日左肩を痛めて手植えができないと喋っておられました。

 

この後も長いお話を伺いました。

放棄田のこと、後継者のこと、ボランティアのこと、

蛍鑑賞マナーのこと、プライベートなこと、

今後の展望のこと、活動に誘われたこと等々...

 

一番気になったのは、後継者のことでしたね…

 

この穂田琉米、

1㎏、1,000円(税別)で取引されています。(高い!)

でも、その価値はお話を伺えば納得しました。

茶碗1杯60円だそうです。

私には、ピンとこなかったですが...

カップヌードルより安い!と理解しました。(対象が違う?)

 

ネットでも出てます。

興味のある方は、穂田琉米(ほたるまい)

検索してみてください。

※ 注)営業行為ではありません!

 

⑫ 一休み

農業経営者(農作業従事中)さんとの内容のあるお話を終え、

休憩場所(棚田の一番下)へ涼を求め移動しました。

風もなく...   結果、暑かったです。

 

*三日月のお月さんは、今深夜帯にこの方向へ沈みます。

 見応えあります!

 

⑬ 坂道を登りながら撮影

さすがに畦道への侵入は、躊躇しました。(正論)

 

⑭ 魚眼レンズでお遊び

長方形の田がマン丸。(笑…)

そんなことで、お遊びしながら小移動です。

 

⑮ 帰路の急坂にて

これは、キツイ!

ここは、歩幅が半分位になりました。(大汗」!)

これにて、ロケハン終了!

駐車場まで約150mくらい...

お邪魔しました!

 

 

 

「まとめ」

 いつもながらのロケハンです。

こんな感じで、

地元の方々と接しながらいろんな情報をいただいています。

前職では、広報紙にも手掛けていたので役に立っています。

広報紙の編集は、大変です。

文字数が限られていることと、短文で伝えること...

 

前職のことは、まっ、いいとして…

 

農業経営者(農作業従事中)さんの苦労話は、

日常の生活にも直結します。

そして、頭の下がる思いです。

 

まとめると、

なんか仕事をしているときより勉強になった本日でした。

ロケハンしてる時って、大概いつもこんな感じです。

 

撮影と下見(ロケハン)が半々になります。

 

そんなことで、

私のロケハン撮影記を終了とします。

 

音田棚田、愛媛でもあまりとりあげられていません。

なので、今回取り上げてみました。

 

可能な限り、愛媛県中予地方の棚田を今後も時間が許す限り

掲載していきたいなと思いました。

 

では、本日の掲載を終了とします。

 

ご覧戴き、ありがとうございました。

 

では、失礼します。(感謝)

 

『追伸』

 文章にオーナーさんと表現していましたが、

 正確には農業経営者です。(お話を伺った方)

 オーナーは正確には民間の方を指します。

 (田のオーナー制度を利用している方々)

 あらためて記事の訂正をさせていただきました。

 表現が間違っておりましたことをお詫び申し上げます。