時間は8時半を少し過ぎていたので早足で民族舞踊が上演されるレストラン、ペニャ・ロス・ハリトスPeña Los Jarritosに向かいました。

幸いまだ始まっていませんでしたが、たくさんの人が広場の周りに集まってダンスが始まるのを待っていました。

このダンザ・デ・ロス・ボラドーレスDanza de los Voladoresはベラクスル州のパパントラPapantlaというところの民族舞踊として知られていますが、実はスペインに征服される前はメキシコ全土に渡って行われていた宗教儀式だったそうです。

しかしスペイン人宣教師によってこの儀式が禁止され、プエブラ州の北部山間部とベラクルス州のナワ族やトトナコ族の間だけにこの風習が残りました。

ボラドーレスというのはスペイン語で「飛ぶ人」という意味ですが、この儀式は高い木の柱の上から4人のボラドーレスが足首を縄で縛り、逆さ吊りになって回転しながら地上に降りてくるのです。

ボラドーレスは「色彩豊かな鳥」を意味するといわれ、その衣装はとてもカラフルです。

そしてこれはもともと豊穣を祈る儀式で、4人のボラドーレスはそれぞれ「4つの方位」を意味しています。

それにもう一人、「中心」である一人が加わり総勢5人で行われます。

ボラドーレスが空から地上へ降りてくる姿は「雨雨が降ってくる様子」を表しているのだそうです。

中心の一人は笛と太鼓でリズムを取りながら全員を指揮します。

このレストランでは夜行われるので照明も一つしかなく写真がよく撮れなかったのが残念ですしょぼん


まず木の柱の周りを5人がステップをしながら回ります。

回る回数も、古代の暦と関係しているそうです。


Mexico Desconocido 知られざるメキシコの旅


そして一人ずつ柱の頂上まで登ります。

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月明かり三日月に照らされて、とても幻想的でした。

頂上の狭い木の枠の中で4人は座り、中心の一人は立って下を向いてステップを踏みながら笛と太鼓を鳴らします。

照明不足で降りてくる場面はこんな状態にあせる


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地上に到達する寸前です。

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始まる前にこのボラドーレスの説明がアナウンスされました。
そこでこの柱は30Mと言っていましたが、そんなにはないはず。
でも20Mはありそうです。

ずっと上を眺めていたら首が痛くなってしまいましたショック!

でも私は民族舞踊を見るのが大好きなので、この土地独自のボラドーレスを見ることができて大満足でしたラブラブ

この村にはボラドーレスのほかにも民族舞踊がいくつかあります。
私はケツァルの踊りDanza de los Quetzalesが見たかったのですが、これはレストラン内で上演されるということで、残念ながら見られませんでした。

ケツァルの踊りで踊り手が頭に載せるペナチョという羽飾りは、本来はケツァルの羽で作られていました。
きっととっても美しく高価なものだったのでしょうね。

クェツァランではこのペナチョの形をしたナプキン立てがよく売られていて、レストランにも置いてありました。

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カバーチャージ30ペソ(約200円)で見られますのでご覧になりたい方はぜひこのレストランへ。

ナイフとフォークPeña Los Jarritos
Plazuela A. López Mateos no. 7, Frente a la Iglesia de los Jarritos
電話(01222) 249.40.89


ご興味がおありの方、ビデオを見つけたのでご覧ください。

ダンサ・デ・ロス・ボラドーレス




ダンサ・デ・ロス・ケツァレス(ケツァルの踊り)



ボラドーレスはパパントラやタヒン遺跡の他、メキシコシティの国立人類学博物館の前でも行われていますので、もしそのうちどれかに行かれる機会がありましたらぜひご覧になってみてください。



ボラドーレスを見ていたお客さんたちはこの後いっせいにレストランへ入って行きましたが、私たちはホテルを探すことにしました。


③に続く