翌日はついにこの旅の目的である民芸品作りの村へ行くことに![]()
しかしこれら村の情報がほとんどなくて大変でした
メキシコはまだまだHPが充実していないので検索してもなかなか出てこない。
最初はサン・ホセ・デ・グラシアを検索して、地図で見るとほとんどグアダラハラ(ハリスコ州)との州境にある=かなり遠い
ということで断念してパタンバンに。。。
パタンバンも地図上では位置がわかったものの行きかたはほとんどわからず、この村の近くのサモラまで行けば何かしら交通手段はあるだろう、との推測で行きました。
なので朝ホテルの人に行きかたを聞いてから出発。
幸いバスを乗り継いで40分ぐらいでいけるとここと。
が、まずはバスターミナルに行けと言われて市内巡回バス
に乗ったはいいいのですがまたものすごい遠回りをしてターミナルまで1時間近くかかりました![]()
そしてターミナルからTangancicuaro(タンガンシクアロ)という村行きのバスに乗る。
バスに揺られること約30分。タンガンシクアロに到着。
ここからはコレクティーボというバンに乗る。
ちょうどパタンバン行きのバンが停まっていた。
こういうバンは人がいっぱいにならないと発車しないのでひたすら待ち続ける。。。
乗客は町まで買い物に行った村の女性たち。
刺繍のブラウスと綿のロングスカートに三つ編みという典型的メキシコ先住民のいでたち。
たくさんの荷物を抱えていました。
30分ぐらいしてやっとバンがいっぱいになり、いざ出発 ![]()
途中の景色は山
と緑の大地
。。。
普段オアハカの茶色い風景に慣れているから新鮮でした。
サモラはいちご
の産地としても有名で、ちょうどいちごの収穫期で通り沿いにはイチゴを売る人たちがたくさん座っていました。
道中車内のおばさんたちにパイナップルの陶器について聞くと、「10月末に大きなお祭りがあって、そのときにたくさん売り出されるけど今はどうかしらね」と言われ「パタンバンよりサン・ホセの方がたくさんあると思うけど」といわれた。
そしてそのサン・ホセはパタンバンの手前にある、と。
ん
サン・ホセ
まさかサン・ホセ・デ・グラシア
え
グアダラハラ州との境にあるんじゃないのぉ ![]()
どうやらサン・ホセ・デ・グラシアという地名は二つあるらしく、ピニャを作っているのはこのパタンバンの手前にある村。
間違ってもう一つの村に行かなくてよかった~![]()
さて、このマイクロバスに乗って30分ほどするとレンガ造りの釜が見えて来ました。
するとおばちゃんが「ここがサン・ホセよ」と。
店先に小さなテーブルを出してその上にパイナップルの陶器を並べている家が何軒か見えました。
でもせっかくだからパタンバンまで行って、なければサン・ホセに戻ることにしました。
ここサン・ホセからパタンバンまでの道の途中にはオクミチョという、やはり民芸品の有名な村があります。
この村は主にディアブリートという悪魔の粘土人形を作っているのです。
私は悪魔・ガイコツ類
はあまり好きではないのですが、機会があれば見てみたいとは思ってました。
そのオクミチョへの分かれ道を過ぎて5分ほどするとついにパタンバンに到着 ![]()
バスを降りるとそこは一昔前の田舎の村、という感じでした。
まるで時間が止まっているよう。
多分ここは今まで訪れた中で一番田舎でしょう。
でもこういう感じ、とても好きです![]()
まずは村の広場の写真撮影 ![]()
そしてだんなが何か少し食べたいというので広場脇のフルーツを売っている屋台へ。。。
私は今まで屋台でフルーツを買って食べたことがほとんどなかったのですが、このときのフルーツの甘くておいしかったこと![]()
スイカとパイナップルを注文するとその場でカットして袋に入れ、塩とライムとチリソースをかけてくれます。
最初はチリソースに抵抗があった私もすっかりはまってしまいました。
そして村の人にピニャを売っているのはどこか、と聞くとmuseo(博物館)があってそこで売っていると言われました。
その博物館までは歩いて2ブロックでした。
着くと陶器を両手に持ったセニョーラ(女性)が立っていて「どうぞ!入って!」と言われました。
続いて青年が出てきてピニャのことを聞くと2階へ案内されました。
そこにはピニャを始め素焼きの陶器などいろいろと並んでいました。
あぁ、ついに本場についたんだな~と密かに感動![]()
でもピニャの数があまりない。![]()
どうしてか聞くと10月のお祭りでほとんど売れてしまった、とのこと ![]()
残っていたのは巨大なピニャ数個と中くらいの1個、小さいのが数個でした。
中くらいのがよかったので最後の一つを購入決定。
この工房の名前がわからなかったのですが、ふと陳列棚の脇に本が置いてあるのを発見
そう、先日ご紹介した民芸品の巨匠の本です。
も、もしかしてここがピニャの巨匠の工房
と聞くとそうだと言われ、早速巨匠に会いに行きました。
巨匠のJose Naftali Ayungua(ホセ・ナフタリ・アユングア)氏はTシャツに作業ズボン、麦わら帽子をかぶって釜の手入れをしていました。
巨匠について書かれたページ↓
http://
私たちがオアハカから来たことを話すと、「私もいつかオアハカに行ってみたいんだよ。私はコンクールに出展するのが好きなんだ。コンクールは才能ある職人のいろんな作品が見られて刺激になる。そういう職人たちと競い合いたいんだよ。」と。
オアハカに、こうしてメキシコ各地の民芸品の巨匠たちが集結してくれたらさぞかしステキだろうな~と想像してしまいました ![]()
私が残念に思うのは、イスカル旅行の日記にも書きましたが、メキシコの民芸品は国内ではあまり人気がなく、購入するのは外国人だということ。
そのせいで工房を訪れてもほとんど作品はないのです ![]()
受注生産で、一気に大量に作って売って輸出してしまうか、大都市の民芸品のお店に売ってしまいます。
このパタンバンも同じでした。
しばらく巨匠と談笑し記念撮影し、工房にいた三毛猫
ちゃんと遊んで(笑)満足してこのパタンバンを後にしました。
さぁ、次は先ほど通過したサン・ホセへ。
村の中心の広場に戻って、タクシーを待ちました![]()
途中オクミチョへの分かれ道を通過しましたが、なんと言っても今回の旅で痛かったのはマイカーで移動できなかったこと。。。
こうしてバスを乗り継いだりしていたので時間と体力的なロスが大きかった![]()
レンタカーを借りようとも考えたのですが、1日500ペソ(約5000円)と高かったのであきらめました。
というわけで、今回はオクミチョ訪問は断念![]()
サン・ホセ止まりとなりました。
サン・ホセに着いて最初に目に入ったお店に入る。
でも近くで見てみるとやっぱり技術が劣る。
最初に巨匠のを見ておいてよかった。
2軒目では巨匠の工房にはなかった青のピニャがあった。
確かに品揃えはサン・ホセの方がいい。
事前に村のHPででちらっと見かけたバッファローやロバの置物もあったけど、角が折れていたりどこか一部欠けていたりした ![]()
そういう欠陥商品でも堂々と売り出しちゃうところがメキシコらしい ![]()
ここはとりあえず出て3軒目に。。。
家の前にはピニャが3個ぐらいしか置いてなかったけど、中から女性が出てきて「中にもっとあるのでどうぞ入ってください」と案内された。
ここは確かにたくさんあった。
でもどれも大きくてちょっと。。。
と思っていると奥にもあるから見てみてと言われ、奥に行くと大・中・小サイズもさまざま、色もオーソドックスな緑と黄色、青、茶色。。。と見ていると何が何だかわからなくなるぐらいいろいろあった![]()
サイズ・色のほかに蓋のデザインも花がついたもの、稲穂のようなもの、といろいろある。
下の壷の部分も本物のパイナップルの模様のようなものから縦縞模様が入ってるもの、吹き抜け(?)のように縦のうねりラインが何本かあって中が見えるようになっているもの。。。
青はキレイだけど黄色の方が目立つかなぁ~。
この模様は細かくてキレイだけどくどいかなぁ~。
ここで私の思考能力の限界が。。。![]()
もうダメ、選べない。。。 ![]()
結局青のシンプルデザインとだんなの実家へのお土産に小さい黄色のピニャを購入。。。
厳重に包装してもらってダンボール箱に入れてもらいました。
これでパタンバンのとあわせてダンボール二つ。。。
やっぱりバス旅行はこういうとき不便![]()
こうして今回のメインの目的は達成できたということで、またタクシーを拾い、タンガンシクアロまで戻り、さらにバスでサモラへと戻りました。
この日は夜にミチョアカン州の州都、モレリアへ移動しました![]()




