こんにちは
代表公認心理師の小高千枝です。
皆様、お気持ち的にはいかがですか?
ストレスに感じられている方や「コロナ慣れ」という言葉も出てきているように
慣れてしまい、油断をし過ぎている方がいることも感じます。
心理師としてではなく
ひとりの人間として思うことですが
どこかで外出自粛や封鎖をすることをしないと止められないことも感じます。
人間の心理としても、慣れてくると
「ヒューマンエラー」=「人為的間違い」
も発生しやすくなります。
このヒューマンエラーについては次回の記事でお伝えさせて頂きます。
先月から続々と海外で生活をされているクライエント様が帰国をされました。
お子さまがいらっしゃるご家庭も多く
学校が休校になり、オンライン授業になったことや
5月には戻れそうだったものの、結局は夏までかかるのでは。。。というお話も伺います。
そういった状況を2月中旬頃から目の当たりにしておりましたので
日本の対策は?なんでこんなにぐずぐずしているんだろう?と不思議で仕方ありませんでした。
自分でビジネスをしている友人たちの危機感、自分を守るという意識(=大切な人を守る意識)と
「会食も毎晩変わらず行ってるんです」と仰る方との温度差
危機管理の違いには驚く毎日を過ごしていました。
私は前者です。スタッフへもうるさいくらい知る限りでの危険性を伝えています。
明日は我が身だと思い、自分がなるなんて。。。そんなことは一切思っていません。
そして、情報や行動変容は自分自身を信じて動くしかないと思う気持ちも
私の周囲を見ていて更に強くなりました。
お子さまがいらっしゃるクライエント様
特に海外から戻られた方は日本の危機意識の薄さ、対岸の火事状態のゆるさに
苛立ちさえも覚えるというご意見を伺います。
そして、お子さまとのコミュニケーションも改めてみつめ直すことにしたということもお伝え頂きました。
お子さまにも新型コロナウィルスに感染する脅威や命の大切さを伝えるとともに
自分を大事にしないことは自分が苦しむだけではなく
他者の命を奪うことになるかもしれないということもしっかりと伝えてるということ。
遊びに行く場所も、帰宅時間も
窮屈だと思われても親の責任として管理をされていらっしゃいます。
普段はそこまでしていなくても、ことの重大さを伝えていくことは大切です。
ファミリーカウンセリングでセッションを受けていらっしゃるお子さまには
小高より違った視点でお話をしています。
ママにも言われて、小高にも強く言われると、心理的リアクタンスで反発心が芽生えてしまいますからね。
親御さんと役割分担を考えてセッションの中に「命との向き合い」も組み込んでいます。
行動変容を起こすことはなかなか難しいかもしれません。
ただ、自分だけではなく大切な人の命に関わること、行動を変えることで人の命を救えるという意識を持ち
お子さまたちにも意味のある経験、教育のひとつとして向き合うお時間を過ごして頂きたいと思います。
怖がらせる必要はありません。
ただ、命の大切さを社会全体で受け止めていきましょう。
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当サロンは完全ご紹介・予約制のため、
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