こんばんは。


昨日は午前中から臨床。
プロゴルファーのメンタルトレーニングDAYとなりました。


以前、男子プロの友人に
「もっと若いときに千枝先生に出会っていたら良かった」
とよく言われたことがあります。


メンタルが大事なスポーツであると
ゴルフは特に言われていますが
そうは言いましても。。。
まだまだ浸透はしていません。


友人として話をする中で、敷居が下がり
「メンタルトレーニングって大事だよね」と
友人レベルでフランクに話をしたからこそ



「やはり必要だった」
「もっと早くに知っていればよかった」
こういう感覚にたどり着いたのです。



だからこそ、私のもとへメンタルトレーニングを受けに来られる
10代20代前半のプロの子たちとは
試合に向けたメンタルトレーニングは勿論
日頃から心のトレーニングを積み重ね
メンタルを強化し



日常的な些細な悩みや葛藤を
問題が小さいうちに解決させることによって
本来、意識を向けるべきことに集中。
よりよいパフォーマンスを発揮できるように
サポートをしております。



また、チョーキング状態になることのご相談も多いです。
(チョーキングとは不安感や恐怖心が増し、息苦しくなり、体が動かなくなることです)
そのため、環境に対する順応性を培い
どんな状況においてもぶれない強いメンタルを作り上げることが大切。


ですが。。。


ぶれてしまうメンタルの根底に何があるのかを
見出すことも必要です。


目標を見失っている
自分の向かうべき方向が定まっていない
主体性がない
自分が自分ではなくなっているなど。。。



その面はカウンセリングでカバーし
やる気を起こすために
プラスマイナスゼロの心理状態にまで導きます。


自分の中でわかっている問題であっても
1人で受け止め、それを消化することはそれなりにエネルギーを
要します。


プロだからこそ
尚更、弱みを人に見せることができません。
そのため、心のプロのサポートは必要だと現場にいると感じることです。


アイドルやタレントの子たちのメンタルトレーニングを担当させて
頂くこともございますが。。。
皆さん共通して言えることは沢山ありますね。


人に見られている公的自己意識を意識し過ぎてしまい
本来「これがあるからこそのプロの道」である
私的自己意識を見失いがちです。


気持ちのバランス。
つい渦中に入るとわからなくなることが多々ありますが
客観視する力を養い
そして、プロとして最高のパフォーマンスが発揮できるよう
オンリーワンのメンタルコントロールとセルフケアを心がけるようにしてくださいね。