最近、モラハラ・DVの相談が非常に増えて来ました。


皆さんが心に抱えている問題を解決しようと
されている。証かと感じています。
勇気をもって向き合おうとされている気持ちが
とても伝わって来ます。


私自身もセッションやお茶会を通し、ケースを沢山学ばせて
頂いている状況です。
今までの臨床経験からも皆様のサポートをさせて頂いていますが


改めて色々と学びなおして行きたいと思い
関連資料を読む回数も以前に増して増えて来ました。


最近、知ったことは1980年代初めに
アルコール依存症の夫を持つ妻のことを「共依存者」と呼ばれるようになり
そのアルコール依存の父と共依存の母の元で育った子どもを
AC(アダルト・チルドレン)と呼ばれるようになったそうです。


学術的なものではなく
名づける事が必要であった。
そして定まっていったこと。


アルコール依存の夫や父を持つ
家族(妻、子ども)に対してアプローチをかけて行かなければ
ならない事態であったことがとても重要性を帯びていたことを
強く感じました。


日本に共依存という言葉が輸入されたのは
1989年の頃。


1996年~1998年にかけてACブームというものが日本で起こった。


「自分の生き難さが親との関係に起因する」


ただ、そこには何でも「親」のせいにするのではないという
バッシングも背中合わせだったという。
誰もが好きなようにACだと名乗ったら。。。
曖昧な言葉。


ACは病名というよりも
アイデンティティを表現する言葉のため
自分の中で「行き難さ」を何処で判断するかも難しい。


それはモラハラ被害女性も同じこと。


普通の夫婦関係とか、普通の恋愛関係とか
それぞれの「普通」の定義が違うため
「被害を受けている」という判断がしにくい。


一緒にいて感じる
「不快感」「疲労感」「自己否定感」などをどう
受け止めるか


モラハラの被害女性、ACのクライエントさんが
日々の生活をサバイバルの様に感じ
そして「生き延びている」という感覚であるという表現
をすることがとても悲しく覚えた。


形に見えないだけとても表現することが難しい。


私も沢山のケースや沢山の女性と向き合えば向き合う程
問題の深さ、共依存、ACという言葉の重さを感じています。



日々、勉強です。
これからも、皆さんにケースを交えながら
伝えて行きたいと思います。



four-heart-clover 伊藤千枝


応援していただけると嬉しいです

↓ ↓ ↓ ↓

心理カウンセラー・メンタルトレーナー 伊藤千枝  「楽」「嬉」「幸」「美」「癒」日記 -バナー2

ペタしてね


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o

女性のためのカウンセリングルーム
four-heart-clover(フォーハートクローバー)/青山

 モラハラ・DVを考える
●メルマガ「女性カウンセラーが語るモラハラ・DVについて」
●アメブログルっぽ「モラハラ・DV」