ブログネタ：恋人にしてほしくないこと
参加中夏になると。。。
思い出す女性がいます。
昨年の夏に彼とのことに区切りをつけて
自分の道を歩みだした女性。
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2年前に初めてカウンセリングを受けに来た女性。
自分を変えたい気持ちと、変えられない気持ち。
深い傷を負いながら、必死な気持ちを訴えて。。。
愛している男性からの言葉の暴力。
でも、愛しているから？受け入れていた。
共依存の日常化
今まで付き合ってきた男性と比べて
その彼はかけがえのない人だったようです。
地位も名誉もあり
彼女の知らないことを何でも知っている
彼女の視野が広がり、世界観も広がったと
思っていた。
ただ、彼のこだわり
彼女を愛するがあまりに過去の男性経験への
異常なこだわりを見せていたこと。
「許せない」
という彼の価値観。
過去にお付き合いした人との関係を全て知りたい。
体の関係があったことへの執着。
過去のことであり、今となってはどうすることも
出来ない。
彼を愛しているし、過去の男性を思い出すこともないのに
何故？
彼はそこまで執着するのか。。。
自分の好きな人に過去の男性経験を聞かれること
そして暴言、暴力を望んでいる女性はどこに
いるのでしょうか！？
性的な言葉の暴力から日常的に見下した言葉の暴力
「普通の男女の付き合いって
どういうものなのでしょうか」
とよくカウンセリング中に聞かれました。
普通って何でしょうね。。。
お互いの文化を尊重できる間柄ってそんなに
築き上げることが難しい物なのかな。。。
大切な人の気持ちを受け止める風な歪んだ表現。
その女性も1年ほどカウンセリングを受け
時間と共に。。。「自分」を大切にみつめる意識が芽生えて来ました。
自分がどうしたい？
自分が相手をどう愛し、愛されたい？
ある時
「私が変わらないと結局、同じことの繰り返しなんですね」
この気づきは大きかったと思います。
暴言、暴力の繰り返しの日々の中でも彼を信じて前に進もうとして
いたり、
やっぱり彼が好き。でも、離れたい。でも、好き。
何度も葛藤しながら、「自分」を明確にしていく。
ちょっと他の世界を見てみようかなという気持ちが芽生えて来ました。
無理する事無く、自分の意志で。自分として。
「前に進みたい」ということを願う自分の受け入れ。
焦らずに進んでみない？
まだ遅くはないから。大丈夫。
約1年ほど、その女性とカウンセリングを通して
私との付き合いは続きました。
最後のカウンセリングでお話したことを
とてもよく覚えています。
彼は私の人生の中で
色んな意味で特別な人でした。
昨年の夏に彼への思いをきちんと卒業して行きたいという
気持ちを伝えてくれました。
彼女は前を向いて進むことを選ぶことが出来たのです。
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「暴力」を受けいていることは正しいことではありません。
どうして抜け出せないのか？
どうして依存してしまうのか？
時間はかかるけど、絶対に呪縛から解放してあげることは
出来ます。
怖がらずに1歩踏み出す勇気を持って。
大丈夫だから。
伊藤千枝
