私達のところへ来るクライエントの皆さんとお話をする中で

問題の核心に迫る時に「よく覚えていません」という言葉を聞く

カウンセリングの場であってもメントレの場であっても

「あなたに起こっている問題の根底とは」

という時にただ、「覚えていない」という事だけでなく
そこだけ記憶がぽっかりあいてしまっている状態。

思い出したくないとか、忘れようとしているという事よりも
本当に記憶に全くないという状態。


「解離」


耐えられない苦痛から逃れるために、感情や意識といった自我が
分離した事で、自分を制御出来なくなる病気。
解離性障害は困難な「病気」でもあるが、もとは命を守る手段。

しかし、全ての解離が病的というわけではなく
自己防衛策として人間の本能として捉える事も大切。


私達の日常でも、病的ではなく

●ボーっとしていたら時間が経っていた
●高速道路を走行中に話をしながら車線を移動すること
●集中しすぎていて時間の経過に気がつかない

など、誰にでも経験があるようなこともある。


ただ、

強いストレスや、事件に巻き込まれたショックなどから起こる症状。
記憶が部分的に抜け落ちてしまい、思い出すことが出来ず、
記憶のない間に自分が何をしていたのか分からないため、
不安になったりすることや(解離性健忘)

家庭や職場から突然いなくなり、あちこちさまよったりするが、
すべての記憶を失い、自分が誰なのか、どこに住んでいたのか
思い出すことが出来ないこと。(解離性とん走)

急に別の人格になり、前の人格の時のことをまったく覚えていないこと。
(多重人格、現在は解離性同一障害と呼ばれている)

など深刻なことにも成りかねない点も否めない


「解離」は侮れない分、身近に起こりうることでもあるため
解離を「本能的な生きる意欲」だと思って共存していく
気持ちも忘れてはならないと日々、感じる。







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