ウィンドサーファーの夫を持つ私は「飯島夏樹」という名前を
知らず知らずの内に頭にインプットされていた。
3年ほど前だろうか。。。
伝説のウィンドサーファー飯島夏樹のドキュメンタリー番組が
放送された。
この時点ですでに飯島夏樹は肝細胞ガンと闘い余命宣告を受けていた。
「余命」って。。。
人はいつか天国に行く。
ただ、それを意識して日常を送っている人はなかなかいないであろう。
先日、義伯父がガンで亡くなった時に「命」に直面した。
あと、数える程の日々を過ごすことに身が置かれた時、
私ならどうするだろうか
どんなにカッコいい事を思ってもまだ、未知の世界。。。
ただ、飯島夏樹の生き様には本人の強さと家族の愛があり
力強い「生きる」力を感じることができる
ドキュメンタリーでは「生きる力」が漲りながらもガンと戦う
家族の話が綴られていた。
しかし、実際はパニック発作やうつ病、引きこもり等、様々な悩みや辛さを
乗り越え、ここまでの「力」を蘇らせることが出来た。
私自身、カウンセラーとしてうつ病の方との関わりも多いが
飯島夏樹という人に出会い、彼のパワーに感化され、「うつ克服」
を信じてクライエントさんと関わることが出来ている。
2005年2月28日に永眠されてからも録画していたドキュメンタリーは
何度も見た。涙を流しながらも、何処か笑顔になり、勇気をもらい
そして「家族」の大切さを感じることが出来る。
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飯島夏樹とご家族の話が映画となり、昨日、完成披露試写会へ足を運んだ
Life 天国で君に逢えたら
「最期の瞬間まで、パパはいつも微笑んでいた。」
主演の大沢たかお、伊東美咲を始め、真矢みき、哀川翔
等が舞台挨拶をした。
映画が始まり、レースのシーン、波をきる音や迫力のある映像に何故か
涙が出てきた。さわやか過ぎる海の色に自分の心の疲れを癒され
久しぶりの興奮に「最近、こういう自然との戯れがないな」と感じて
しまったのかもしれない。
レースに勝てない頃は貧乏暮らしをし、喧嘩をしながらも幸せな生活。
4人の子どもに恵まれ、ビジネスに成功し、この上ない幸福感に満たされていた。
「ガン」に侵され、精神的に不安定になりながらも家族の愛が支えてくれる。
作られた話ならばよくある「感動映画」かもしれないがこれは実話。
こんなに強い愛情で結ばれた家族を羨ましく思い。
自分自身を振り返る時間を過ごすことが出来た。
そして、海の青さに癒されたいと感じた。
2007年3月1日オープン
女性のためのカウンセリングルーム
four-heart-clover（フォーハートクローバー）/青山
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