母にリハビリ計画書を見せてしまった。


母がどれくらい文字が見えているのかわからない。


かなり老眼が進んでいたけれど、今は逆に前よりも見えているのではと感じることがある。


リハビリ計画書には認知機能の低下が数字で表現され、現在は判定不可能。


他にも全介助必要などと書かれていた。


どれもとても小さな字で書かれている。


母には文字が小さくて見えないだろうと思い、つい見せてしまった。


私はなんて思いやりがないのだろう。


明日行って母と話そう。謝って説明しよう。前向きに。


せめてもの救いはその後鼻腔の栄養チューブを交換された母に


「頑張ったよ。みんなすごく褒めているよ。」


と言ったら、とてもにっこりしていた。


実際には誰に褒められたわけではないけど、これでいい。私の中では頑張る母への大拍手が起きている。


今日は発語は二言くらい。タオルどんなの買おうと言ったら、「どうしようねぇ」と言い、他にもひと言言ってくれた。


お母さん、ごめんね。できるだけ挽回するからね。