どうもどうも木箱です。


さて3月最後の更新となります。本日もよろしくお願いします。


皆さん、環状運転をしている路線と言うとどのような路線を思い浮かべますか?


おそらくは山手線が一番最初にでてくると思います。

そして、二番手は大阪環状線だと思います。


今回はそんな2番手の大阪環状線のお話です。


  初見攻略が難しいと有名

大阪環状線というと、飛ばされるというイメージを持っている人も多いと思います。


というのも、

全部の列車が終日環状運転をする

わけではないからです。


関西空港に行く電車や奈良へ行く電車、はたまた特急電車が同じ線路を通るので、初めて乗る人は混乱します。


  何か攻略法は?

以前、親戚から何か解決策はないのかと言われたので、いくつか案を出してみようと思います


1.電光掲示板を見る


これは至極当然かと思います。基本的に一番上の電車から来るので、種別と行き先を見て、判断しましょう。


2.顔で見分ける


次に顔で見分ける方法です。


これは慣れてきたらできると思いますが、初めて乗る人にはあまりおすすめできません。


というのも、JR西日本の車両は


全部似ているからです


例えばこの写真



この写真は大阪環状線と阪和線直通の電車です。


これは環状線の車両がラッピングざれていますが、もし通常塗装だと、一瞬「ん?」となってしまうと思います。


見分けるポイントは、横の転落防止幌が付いているか否か、それとも行先種別幕を見るかくらいになると思います。


3.車体の色で見分ける


これは先程の顔で見分けるより簡単だと思います。


というのも、明確に違いがあります。

まずは大阪環状線を周回する車両





この電車には窓の部分に大阪環状線(以後環状線と呼ぶ)のシンボルカラーでもあるオレンジがあります。また、環状線唯一の女性専用車があるので女性専用車のマークがあれば環状線電車だと思ってもらえれば大丈夫だと思います。


あとは、朝夕にユニバに直通する電車がありますが、これはそんなに時間的ロスが少ないので、今回は割愛します。


お次に奈良方面に行く車両




この電車は白色に茶色のラインが入っています。この色の車両は大和路線で、大和路快速や区間快速として主に奈良方面に行く列車です。この電車が来たら奈良に行くんだなと思ってくれたら結構です。

ただし、1つ注意しなければならないことがあって、それは夕方の区間快速の列車です。

夕方の区間快速は奈良方面の他に、高田・五条と表記されている列車があります。
この列車は和歌山線への直通電車です。

大和路線の列車は朝夕の時間帯に和歌山線と直通運転をしております。

朝は主にJR難波行の快速として、夕方は奈良・高田行や加茂・五条行として区間快速として運転しています。

朝は、難波行きだけ基本的に前4両が大和路線に行く電車なので、もし高田行か五条行を見たら注意して乗ってください。

最後、関空や和歌山に行く車両


この電車はシルバーの車体にブルーのラインが入っています。


この電車は関西空港や和歌山方面へ行く電車です。この電車は、阪和線・関西空港線です。関空・紀州路快速として運行されます。この電車が来たら関空とか和歌山に行くんだなという認識で大丈夫です。


しかしこの電車、よく関空行きたいお客さんが間違えて和歌山に!という話をよく聞きます。


そのために言っておきます。


関空に行きたいのであれば前側4両に乗れ!


関空・紀州路快速は基本的に関空行きと和歌山行きは併結して運行されるので、乗り間違えはどうしても発生してしまいます。


あとは絶対関空に行く関空特急はるかに乗るのもありですね。


†悔い改めて†


この電車にも注意点があって、和歌山から先きのくに線に直通して、海南、湯浅、御坊に行く電車です。


海南、湯浅行きに関しては朝の運行なのでさほど問題ではないかと思います。


湯浅行きに至っては天王寺駅阪和線ホームからの出発なので、乗り間違える可能性は極めて低いかと思います。


しかし、御坊行は話が別です。


この紀州路快速 御坊行はきのくに線の最終列車も兼ねて運行されるので、宮前までに折り返しの電車に乗るか和歌山までに目覚める必要があります。


これを逃したら海南などの主要駅で降りるほうがいいと思います。


御坊まで行っちゃうと…野宿確定ですね


一方で関空快速は、終点が関西空港なので最悪寝過ごしても一応は雨風が凌げる場所にありつけることができます。


24時間営業する国際空港なので、それなりに安全地帯ではあるかと思います。


  まとめ

以上、環状線の攻略法について勝手に話させていただきました。


個人的には、最後の案を推すので是非参考にしてください。


長々と付き合っていただきありがとうございました。