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フォン・シャンシャンがプレーオフを制し、今季初勝利!
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プレーオフを制して、今季初勝利を飾ったフォン・シャンシャン



◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日◇ヨネックスCC(新潟県)◇6370ヤード(パー72)



馬場ゆかりのスイングをスーパースローで見る



首位争いは一進一退の緊迫した展開が続き、単独首位からスタートした馬場ゆかりと、3打差を追いついたフォン・シャンシャン(中国)が通算8アンダーの首位タイに並んでホールアウト。決着は、18番(パー5)の繰り返しによるプレーオフに委ねられ、2ホール目にバーディを奪ったシャンシャンが今季初勝利を手にした。



通算7アンダーの3位タイに、前半に一時は単独首位に立っていた笠りつ子と、ホステスプロのイ・ボミ。通算6アンダーの5位タイに、青木瀬令奈とテレサ・ルー(台湾)が続いた。横峯さくらは通算4アンダーの8位タイ、有村智恵は通算1アンダーの16位タイ。14歳のアマチュア、永井花奈は通算3オーバーの32位タイで終えた。



<フォン・シャンシャン、3度目の正直でプレーオフV!>

昨年の「ミズノクラシック」では上田桃子に敗れ、今年の米女子ツアー「HSBCチャンピオンズ」では4人が進出したプレーオフでいち早く脱落した。「ずっとプレーオフで負けることはしたくないので、なんとかこれでストップしたいと思いました」とフォン・シャンシャン。プレーオフ2ホール目、5mのバーディパットを沈めて馬場ゆかりに引導を渡した。



「今まで何回も何回も優勝に届かなかったので、今回こそは入れようと思いました」。そのポーカーフェイスの表情からうかがい知ることはできなかったが、シャンシャンの気持ちは強かった。最終日は3打差を逆転して日本ツアー3勝目。「とてもうれしいです。今はまだドキドキして、落ち着いていません」と優勝会見でも火照った顔のままだった。



今年は米ツアーをメインに戦いながら、「すごく素晴らしいツアーだし、食べ物も文化も大好き」という日本ツアーにも参戦する。日本での買い物も好きだというシャンシャンは、「恥ずかしいけど、日本の服が好き。私は着られないので、友達や家族にたくさん買って帰ります。いつも重量オーバーですね」と笑った。



今後の日本ツアー出場予定はディフェンディグとして迎える「meijiカップ」と「ミヤギテレビ杯」。それに「日本女子プロゴルフ選手権」と「ミズノクラシック」。日米両ツアーを舞台に、4年後のオリンピック中国代表を視野に戦い続ける。



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