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我が家のベイスターズ大好き長男(小学2年生)が
この3月から正式に野球チームに入団させていただき、
お世話になることになりました。

入団と同時に初めてもらってきた彼の背番号は『23』。

『パパ、見て!背番号もらったんやで!』
『ええ番号やん!藤田(一也)と一緒やん。』
『23ってええ番号なん?』
『ピッタリの番号やん! 体はでっかくないけど、カッコイイプレーする選手が似合うと
パパは思うで。最高やん。』

そう話すと、偉そうにウンウンと頷き
大満足の表情でした。

そして、入団に合わせて購入した練習ユニフォームなどを試着。

『パパ、これ何なん?』
『それストッキングや。』
『ストッキング??どうすんの?』
『こっちが前でソックスの上に履くねん。』

初めて着るユニフォームに大興奮の我が家の長男。
一枚何かを着る度に、鏡の前に行っては
体を回転させながら自分のユニフォーム姿に酔いしれていました。

その嬉しそうな長男の姿に、子供の成長を感じると共に
自分も初めてユニフォームを着せてもらった時の記憶が
甦ってきました。



2つ上の兄ちゃんと一緒に通っていたソフトボール。
田舎の小学校のソフトボールチームは練習ユニフォームなどなく
大会前になると、ベンチ入りメンバーにのみ
ユニフォームが貸し出されていました。

中学年くらいになると、やっとユニフォームが着れるようになり、
初めて背番号をもらったのは、小学校4年生の『11』。
ユニフォームをもらって嬉しくて嬉しくて。
兄ちゃんと一緒に初めてユニフォームに袖を通そうとして
兄ちゃんのマネをして着替えようとするも、
着々と兄ちゃんは着替えていくから、
おかんに手伝ってもらいながら着替えました。

僕もあの時、何回も鏡の前で
プロ野球選手になりきっていました。

着替えた後は嬉しくて、
きれいに畳んでもらったユニフォームを
神棚の前に置いて保管してました。



『サム(長男の呼称)、パパが頑張ってお仕事してくれるから
サムはカッコイイ野球用品で大好きな野球ができるんやからな。
道具は大事に使うんやで。』
『パパ、ありがとう!』
我が家のママが長男に説明してくれていました。

初めてユニフォームを着せてもらってから26年。
頑張ってソフトボール・野球をやっていた自分を
弁当作ったり、送り迎えしてくれたり、用具買ってくれたり
試合では一生懸命、どんな親よりもデッカイ、
こっちが恥ずかしくなるくらいの声で応援してくれた親に
『ありがとう』って言えてなかったな。
情けないね。

今さら『あの時ありがとう』って言うのも恥ずかしいですし。

とりあえずここで『ありがとう』。

親孝行を全くしてきていない自分を、最近反省しています。

みんなで親孝行しましょう!
『お前が言うな』ってね。