泣かすなよ!!
2011年のオープン戦初戦、
見事な勝利をおさめたベイスターズ。
ゲームが終了して、
時間が経ってもまだ興奮がおさまりません。
それくらい試合内容だけでなく、
ムードが本当に良かった。
そんな素敵なムードを後押ししてくれている男、
#5森本 稀哲選手。
彼とは、昨年末の入団会見以来の再会でしたが
試合前のウォーミングアップの時に、
『ケチャップさん、やっと最後に来てくれたんすね!』
って、声をかけてくれました。
そしてプレーボール直前。
4ヶ月ぶりの選手コール。
1塁側のネクストバッターズサークルでの選手呼び出しも
ベイスターズナインは今日は3塁側にベンチを構え、
くわえてジャイアンツキャンプ地の
沖縄セルラースタジアム那覇でのゲームということで
いつものホームゲームとは違った雰囲気。
正直僕ケチャップはこの雰囲気にのまれてしまいそうでした。
『ベイスターズスタジアムDJとして失敗はできないよ!』
『上手くやらないと!』
そんな気持ちが強く強く働いていました。
そんな中でスタートしたゲーム前の選手呼び出し。
『それでは守備につきますベイスターズナイン、
レフトフィールダー 背番号6松本 啓二朗!』
松本選手がナイン達の大きなかけ声を受け、
グラウンドへ飛び出し、ポジションへと駆けていきます。
『センターフィールダー 背番号5森本 稀哲!』
3塁ベンチから満面の笑顔でグラウンドに飛び出した#5は
少し離れた1塁側ネクストバッターズサークルでコールする僕に
指差しながらステップを踏んでセンターへと駆けていきました。
『ケチャップさん、楽しんでいきましょう!!』
彼の笑顔と指差してくれた指は、
僕にそうメッセージとして伝えてくれているようでした。
泣き虫ケチャップが、
この瞬間涙がこぼれそうになったのは言うまでもありません。
おかげで楽しく、そして気持ちを目一杯込めて
選手コールをさせていただきました。
ゲーム終了後、
『ひちょりが指差して来たから、泣きそうになったやんけ!』
『また(入団会見時みたいに)泣きそうだったんすか?!』
そう言いながら、ひちょりの笑顔を見てたら
また涙出そうになったので
『秋には一緒に思いっきり嬉し泣きしような!』
と、固く握手して、涙を秋の歓喜の瞬間までこらえておきました。
ベイスターズはやりますよ!
必ず必ずやります!
あなたもチームの一員です!
一丸となって戦いましょう!
秋の歓喜の涙を流すために。