おはようございます。健希が記します   

今日は自分の人生の中でどちらかと言えば「飯を食い酒を飲む・・・そんな当たり前の幸せに気づいた」そんな日でした

実はここ最近体調悪くて、1週間ぶりくらいに回復しました

ただ一週間、たかが一周間のブランクというのは凄まじいいもので

ウイスキー一杯で結構酔ってしまいました



と、いうことで。もう2月前半も半ばに突入
どんどん新曲に手を染めています


そこで、1月の29日に発売したシングル
「僕達が紡いだあの紛れもなく輝いた日々と、いつしか気付いてしまった最低な現実」
の解説をしていきたいと思います




1、「僕達が紡いだあの紛れもなく輝いた日々と、いつしか気付いてしまった最低な現実」



この曲,実は初めてzumiさんが原曲(1分くらい)を持ってきた曲で
そこから自分がアレンジをし、ああでもない、こうでもないと言いながら完成させました
最近の曲は、自分の家で・・zumiさんと泊まり込みで作る事が多いです

その記念すべき一作目がこれ。

zumiさんも基本的に人を褒めて伸ばしてくれるタイプの人間なので、非常に心地よかったです。
いやそんな話ではない

基本4コードで炸裂してた原曲を分解しまして

少し説明します

1サビの頭の「ねえ、大好きだよ」の「だよ」という部分
ここはC♯m7というありきたりなコードを使っているのですが、サビ後半の
「僕ではない」の「ない」の部分、ここはC♯7になっております。
こうすることで、簡単に言うと情熱的な響きになります
メロディーも、「ない↑」と上がるのではなく、「ない↓」と下がることによって
より情熱的で切なく、感覚的に次を聞いてしまいたくなるような
言わばちょっとした「引っかかり」のある進行がどうのってね
まあ言わばこんなのは常套手段であるが

その後に通常来るであろうF♯m7を鳴らさずに、F♯m11を鳴らすということが
yazzmad的コード進行なのかもしれません
このマイナーコードの「11th」の響きが好きなんです
所謂4音目


あとはラスサビの、「紡いだあの輝いた季節」の「あの輝いた」のコード。
ここはDM7/E というオンコードを使っています(ベース音を変えたコード)
自分が大好きなDM7の響きの余韻を次まで残す為に
これが単なるEというコードだと、印象が変わって聞こえるから不思議

この曲、非常に聞きやすいながら、自分の中でこんな感じでちょっとした楽しみと自己満足が散りばめられております

  


2、「18時のスープ」

Bm7→CM7→D7→(E♭m7)→Em7


基本的にこれの繰り返しです
さぁみんなで弾きましょう

と言いますか、これは一音一音をはっきり!区切る。そして力を抜く。これが中々苦戦したところです
グルーヴィーに!もっとアレ!
などという抽象的な要求が多かったのはこの曲だったかな

音を切るタイミングが中々曲者で、表になったに裏になったり

そういった部分でリズム隊も自分も、ユニゾンする箇所が多いので、弾いていてとても気持ちのいい曲です
バシっと決まると気持ちいい
諦める感情は忘れずに
サビのリズムは中々にノリノリです

そしてサビの頭だけGというコードを。サビ以外に出てきません
これが中々にサビ感を演出するんです

ちなみにギターソロ部分だけさりげなく転調しています(キーが下がる)





3、「眠り姫」


初期の曲の再録?
いやもう別の曲という認識でいいのかも

当時のキーより下がっております

この曲の決め手は自分の中で「G69」そしてその後に続く「Aadd2/B」このコードかなと
Bメロのコード進行です

これが中々に独特な寂しさを生むような進行で中々気に入っているんです

基本この曲はコードストロークのみ。
他の曲より音を重ねてない。4人だけの単純な骨太音楽!太いよ・・太い。

そんな単純な自分のギターの良い部分を演出出来たかなと思いました



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全編通して、今回も自分のエゴイスティックな面を出せて嬉しく思う

あとはもっと・・心に響くような曲を作っていきたい、これからも。

是非、もっと聞いてくださいね

聞くほど、色んな魅力とボロが出てくると思う

そんな魅力も、良いのでは

きっと抜け出せなくなる

といいなぁ

では、次回。透明な速度で。
よいお年を