『神様のリング』完成記念パーティー | blues_power@No.9 本日も徒然雑然草の中にて

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やっぱフジヤマだよなぁ~。

この年になると時々富士山や桜なんぞにジ~ンとしちゃいますぜ。

年齢を旅するっていうんですかねぇ・・・

よく『切実』という文字を見かける。

けっこう使い方が曖昧だったりする。

ちょっと気になって辞書を引いてみた。


[形動][文][ナリ]

心に強く感じるさま。「―な願い」

身近に深くかかわっているさま。「―な住宅問題」

よくあてはまるさま。適切なさま。「―に書き記す」


なるほど。

3についてはあまり使われることは無いみたいだなぁ。

やっぱり1と2が多いんだろう。


戸田公園に向かう埼京線の中で週刊誌にポカリと浮かんでいたその『切実』という文字が気になり、帰宅してから調べてみたのだ。

戸田公園に向かうのは久しぶりだ。

昔、仕事の関係で通ったこともある。


今日、このamebaで知り合った林壮一氏の新刊の発売記念のお祝いがあり、光栄なことに林氏から直接お誘い頂いた。

http://ameblo.jp/m-fist/entry-10683659907.html


このblogでも何度か紹介させて頂いているが、彼の著書に刻まれている『思い』は『切実』と置き換えることが出来るのではないだろうか?


ありがたいことに、ワタシはただ大学の先輩というだけで非常に気を使って頂いているのだ。


戸田公園からタクシーに乗り10分ほどで目的のそば屋についた時は既にお祝いの会は始まっていた。


日曜日だというのにダラダラと仕事に呼び出され、ウダウダと処理している間に時はコクコクと過ぎて行き・・・10分も遅刻してしまった。


末席から上座を覗くと、挨拶をする林氏の脇に本作品の主人公である亀田昭雄氏、元日本フェザー級チャンピオンの岩本弘行氏、84年ロス五輪代表の荻原千春氏もいらっしゃる。


ワタシは遅れてしまって、申し訳なく末席に座る。

正面にいた林さんの担当をされている講談社の方、テレビ東京のボクシング担当の方、雑誌ナンバーweb版を担当されている方々と様々な話しが出来て非常に楽しかった。

その中でココロに残ったのは、彼らの思いが確実に仕事として表現出来ない彼らのフラストレーションだ。


どんな仕事でも全て思い通りに行くことなど有り得ない。

しかし、対象がスポーツであったりすればロマン的希望が膨らむのは致し方ないではないか!?

そんな彼らのやるせない思い。。。切実ではないか。


しばらく飲んでいると、林氏が我々のテーブルに回って来られた。

労を労いつつも、今後の展望なども聞いてみる。


しかし、色好い返事は聞かれない。

ワタシの想像とは全く異なる答えにかなり驚かされた。

しかし、それもまた人の道なのだろうか?


尋ねたいこと山ほどある。。。

しかし、今日はやめておこう。

だいたい、林氏と直接会話を交わすのも2度目なのだ。

今度は岩本さんのお寿司屋さんにお邪魔してゆっくりやろう!


林さんはワタシの隣に荻原さんを座らせてくれた。


ワタシは本当にラッキーな男だ。

浪人時代なので32年も前の話だ。


叔父の影響を色濃く受けたワタシは時折、後楽園ホールにボクシング関東学生リーグのようなものを時折見に行っていた。


受験勉強をしたくないから図書館に行くなどと言っては、後楽園ホールに通った。

通ったと言っても、どうしてもボクシングが見たかった訳ではなかった。


受験勉強という現実逃避の一環でもあった。

初めての生観戦でアマチュアとは言えパンチの音はそれなりに衝撃的だった。

しかし、ポイント・ゲーム的な展開は退屈でもあった。


初めて荻原選手を見た時は名前も記憶せず、アマチュアの中ではやけに振る選手だな。。。と感じた。


二度目に観戦に行った時は叔父と二人だった。


この時に叔父が『ライト・ウエルターだかウエルターの荻原ってのは凄いから良く見ておけよ!』と言ったことでワタシは彼の名をより深くココロに刻むことになった。

さらに叔父は『コイツはプロに行けば楽しみが増えるな!』とも言った。


まさに荻原千春のボクシング・スタイルはプロのボクシングスタイルだったと思う。


しかし、30数年も時が行けば失念してしまうのが普通だ。


そこで今回の偶然を重ね合わせた中での再会になるのだ。


荻原氏には『何故プロに転向せずに自衛隊に進んだのか?』と尋ねた。

やはり荻原氏にはそれなりの切実な事情があったのだ。

ただ彼が未練はあったにせよ、今の道を選んで良かったと思っているのならそれで良いのだと思った。


亀田氏と林氏が今回のドキュメント製作にあたりアーロン・プライヤーとの当時の話や、現状のボクシング界の話し、協栄から移籍した裏話しなどを非常に興味深い話しをされていたが、ワタシは所要で退席しなければならなかった。


非常に心残りであったが亀田氏、林氏に退出の挨拶をした。


主賓席から離れた場所に座る岩本氏のもとにも挨拶に行った。

氏は板橋の大山で寿司屋を営まれているそうだ。


今日は時間がなくてお話し出来なかった無念を延べ、今度改めてお店にお邪魔する約束をして店を後にした。


翌日、パソコンを覗くと林氏、講談社の担当者の方からお礼のメールが届いていた。

忙しいが、返事をしなければ。。。



そして昨夜、、、荻原氏から携帯に着信が。

わざわざ携帯でお礼の電話を頂いたのだった。