♪~きっといつの日にか君を抱いて
この胸の全てうちあけたいのさ
7つの海原をかけめぐる
届かない悲しみにブルーなホライゾン
好きだよといいかけて やめたのさ
バイパスに横浜の灯がにじむ~♪
などと暢気にダンガン・ブラザース・バンド不朽の夏の名曲『シーサイド・ドライブ』をフルボリュームでかけながら、横浜から4000kmの彼の地の海外線を疾走する!
しかし、ここはいったいぜんたい何処なのだろう?
全然、判りません。
チョンブリ県のパタヤから車で1時間半、そこからフェリーで約30分くらいの島ってことしか判りません。
総勢15人くらいで来ておりますが日本人はワタシだけ。
車の助手席に陣取り、カーステレオを独占してダンガン・ブラザース・バンド、中島フミアキ・・・時々super fly(汗)。
泊まる部屋は8人泊まれるタコ部屋を男女に分けて二部屋。
1部屋1万円!
何人泊まっても1万円!!
どれだけ騒いでも1万円!!!
すぐにでも出かけたいが、とりあえず今後の予定についてビーチのレストランでミーティング。
こんな風景で・・・ミーティング・・・。
身が入る訳がない。
すこしだけレストランから顔を出して外を覗う。
しかし、真面目な顔だけでも取り繕わなければ。。。汗がでる。
それでなくても35℃はあろう。
ダンガンのアルバム・タイトルですら『33℃』なのだ。
まったく話しの内容は頭に入らない。
とりあえず、『今日はもう2時なので自由にします。』とリーダーが修学旅行の先生のように告げると皆歓声を上げる。
何処に行こう?
何をしよう?
みんなソワソワしている。
よく考えてみれば、ワタシ以外は皆さん現地人なので、ワイキキでもないのにこんなにウキウキしなくてもよかろう?などと思う。
ワタシは問答無用で舟遊びを選択。
すると半分以上の人間が賛同する。
腐ってもジャパン・マネーなのだろうか?
船も宿と一緒で、何人乗っても値段は一緒!
時間無制限で1万円!
10人と少し。。。でも1万円。
交渉人は必死に値切り続ける。
8千円ほどで決着。
ビールの入ったクーラーボックスと釣り道具を船長と助手らしきオッちゃんが積み込む。
30フィート程の小船だ。
そんなところでポーズとってるな!
ワタシ達の乗る船はその後ろのヤツなのだ!
ワイワイ、ガヤガヤ!
楽しいのはワタシも同様だが。。。こいつ等、マジでガキのようだ!
船はサクサクと岸壁を離れて島ずたいに進んでゆく。
同じような景色なのですぐに飽きる。
流石に船にはCDプレーヤー搭載しておらず、誰かのi-phoneから現地のpopな曲が流れる。
ほとんど、アメリカのblack musicなのだが、随所にこの国独特のメロディがちりばめられていて。。。ちょっといい感じ。
船首に出て寝転がるとその音楽が心地よく波音に撹拌される。
車のナンバープレートのようなものが船の屋根に。。。
今日は国旗を立てない日なのだそうだ。
空が青すぎる!
まさに『深いブルー』だな。
うとうとすると額がジリジリとして目が覚める。
15分程だが火傷をした。。。
恐るべし南国ギラギラ灼熱ビーム!
ビールの栓を抜き、釣りの準備を始める。
すでにあちこちで釣り始めている。
ボートが停止し、船長らしき黒焦げのオッちゃんがワタシに歩み寄り何やら囁く。
英語の話せるpamが言う。
『どちらが釣れるか勝負しよう!って言ってるけど。。。』
『いいよ。』
ウインクしてポケットから紙幣を1枚差し出す。
日本円で300円ほどだ。
彼はワタシでも知っている現地の言葉で『どうも!』と言って自分のポケットにさっさと紙幣をしまってしっまった。
そしてなにやらニヤニヤしながら言う。
『負けたら倍にして返すって!』
後ろから柔らかい英語が聞こえた。
黒焦げ船長の言葉は15分後にキッチリと証明された。
15分で5尾も上げたのだ。
ワタシは1尾だけ。。。
ま、いっか。
ビールは美味いし太陽はニコニコなのだ。
この籠はすぐに3杯ほどになった。
今日の夕食はこいつらだそうだ。
みんな退屈になって帰りたいだとか、ディスコに行きたいだとかブツブツ言い始めた。こいつらの欠点は堪能するという風習がないことだ。
すぐに飽きてしまうのだ。
仕方なく帰港することにした。
涼しい部屋で昼寝も悪くない。
ここにはあと2日いれるのだ。
嬉しい。
そこはかとなく嬉しい。
沈み行く夕陽も暑い。(苦笑)
夕方、そろそろ飯に行こう!と誰彼となく言い出し、それに従う。
そこはレストランではなく、この冒頭のビーチにテーブルを並べて松明を灯した簡易食事場に過ぎない。
・・・が、それがまた素晴らしいロケーションになっているのだった。
携帯の写真で申し訳ないが、実物は実にロマンチックなのだ。
しばらくすると、先程の魚君たちが2班に分かれて登場してきた。
先発はこちらの『チーム・唐揚げ』だ。
なかなか芳ばしくビールにはナイスな友と言える。
後発の『チーム・ピリ辛煮込み』は見栄えと照度の問題で掲載は控える。
が、こちらも若干薬膳チックながら美味であった。
そんなこんなで、ワタシたちのいい加減で愉快な1日は過ぎていくのだ。。。
そこはかとなく浸っていると、例の英語の堪能なpamがワタシを呼びに来て、いま部屋でカードをやっているから参加しなさい!という。
まただ。
これが未明まで続くのだ。。。
少し、憂鬱になる。
しかし、国際交流であり仕事でもあるのだ。。。
文句は言うまい。
こうして、現実離れしたワタシの2泊3日は過ぎて行くのだった。
最後に打ち上げ時のサービス。ショットを!
หนึ่งสองสาม!
むさいオジサンや青年達には遠慮してもらい
・・・記念撮影。









