矢住夏菜オフィシャルブログ「私の心臓召し上がれ。」Powered by Ameba

先日、家族や親戚で食事しながらガンガン飲んだあと、お開きして

姉は子供を連れ、そのままうちにお泊りした。


帰宅後もテンションが冷めやらずに、無性に唄いたくてたまらない高揚感を抑えられず、

家族や子供たちが寝ているにも関わらず、

リビングで完璧に自分の世界に入って大熱唱していた・・・・

全身を使って、思うがままに!

マイク無しで!!笑


・・・大迷惑の極み(笑)



ところで最近、鬼束ちひろさんを改めて注目するようになった。

きっかけは、TVでたまたま見た、インタビューかなにか。

先月4月にシングル・アルバム、そして自叙伝的な本をバーっとリリースされたと言うことで、プロモーションでしょう。


久々に拝見した彼女は、

誰もが知るあの大ヒット曲≪月光≫の頃の彼女とは全くの別人。

清楚でナチュラルで、透き通ったイメージだったのが、

今はわが道を行く!ロック!ファンキー!な感じの装いで。

発言も結構開き直りというか、あっさり、いや時には攻撃的で(笑)


本は、本当に包み隠さない鬼束さんの様子、趣味嗜好、音楽に対する意気込み・考えが詰まっていて

でも全く息の詰まるようなシリアスな内容ではなく、

思わず噴き出してしまうようなエピソード満載!!

(例えば「ビヨン事件」、「暴れん坊冬将軍っぷり」、

「NYでの2時間死んだふり事件」、同じくNYでオカマにナンパされたり、

パキスタン人のTaxiドライバーに「第三夫人になってくれと求婚された」エピソード)

など、、、

本当に読み手を飽きさせない!




いくつかの章に分かれた中で、『ライブ』という章がある。


彼女にとって、ライブは義務感でしかないらしく、好きか嫌いかと言われたら、嫌いと答えるらしい。

ただ、エンターテインメントとして、ショーとして魅せる、感動を与えるのが

ミュージシャンの使命であり、彼女の義務だと考えているようだ。

(誤解を与えては困るので、彼女の本を直に読んで頂きたい)


特に「歌詞」に関しては、絶対にライブ中、間違えたくないらしい。

もりゃもちろん、間違えない方が良いに越したことはないけど、

間違えたりするもの、またライブの醍醐味・・・そう考える人も多いと思う。



そんな中でも、鬼束さん自身、やっぱりそこは人間

どんなにストイックに考えようと、歌詞をミスることは全くないわけでは無いようで

そんなとき、ライブ終演後、鬼束さんのお父様が、


「ご丁寧に、間違った部分の正しい歌詞を唄いながら楽屋に入ってくる」

のだそう。(笑)

思わずにっこりしてしまいました。

なんて温かくて幸せな家族で、立派な両親なのだろうと。

「全ての歌詞をしっかりと覚えている父は、些細な間違いも見逃さない」

のだそうだ。



やっぱり、音楽やっている・やっていない、職種に関わらず、

両親の存在って大きいです。。。



私の話になりますが、
しかも公表するのは初めてなのですが・・・

数年前、年末から年越し、そして年始の数日間を、京都方面でライブをしたことがありました。

その時、、、、、

なんとも言えない、いや誰にも言いたくもない屈辱感を痛感しました

詳細は控えますが・・・・


でもそんな時、一人で楽屋でしょぼんとしていると、、、

他のスタッフとの距離は余計に感じるし

そこに、わざわざ東京からライブを見にきてくれていた父・母が。私の様子を察して

励ましてくれて・・・

「自分を信じて突き進め」と。

普段は涙なんて見せたくない私が、この時ばかりは堪えきれずに涙をワーー!!っと流し、
感情が爆発しそうになるのを見て、、、

両親も泣いていました・・・・

悲しいというより、娘の悔しさを感じとって自分のことのように受け止めてくれていたのかな。


この時ほど、両親の存在があって心強く、心の支えを感じたのは・・・

きっと後にも先にも、あの一度だけなんじゃないかなぁ・・・




昨日から、恐怖新聞の上映が始まりましたね!

わたくし・・・舞台あいさつをするとかしないとか・・・^^;

詳細が決まり次第、またお教えしますね。

ちゃおー!!