警察は






被害者の胸に飛び出しナイフが刺っているのを発見した。






逮捕された少年はその時間に映画を見ていたという。






だがその題名は 思い出せなかった。






第10番(エド・ベグリー)は殺人現場の向う側に、






高架鉄道をはさんで住んでいる老婦人が、







折から通過した回送電車の窓越しに、






犯行を 目撃した事実を指摘した。





《‥・つづく》








てことで






今日は






『十二人の怒れる男』


バルーン・シアター















baloon評価:★★★★★★★★★★












ただ一言
たいへん面白い映画です。
日本でも裁判員制度の裁判が昨日から
始まったし
一度是非観てみてほしいです。








無罪は第8番(ヘンリー・フォンダ)ただ1人。






彼は不幸な少年の身の上に同情し、







犯人かもしれないが有罪の証拠がないといった。






第3番 (リー・J・コッブ)が証拠を読みあげた。






殺人の行われた部屋の真下に住む老人が、






当日の夜、






少年が“殺してやる!"と叫んだのを聞いた。






その直後、






老人 は少年を廊下でみかけた。












夏の暑い日で彼らは疲れきっており、






早く評決を済ませ家に帰りたがっていた。






第1回の評決は11対1で有罪が圧倒的、






しかし、






判決は全員一致でなければな らなかった。




《つづく》