地元の主治医に 相談に行きました

 

 自宅訪問しても良いけれど 点滴をする位で 

 

  その時間帯は 家族の人が必ず居るのが条件

 

   薬は沢山ある 仕事は休めない事情がある

 

    私は 訪問を断りました

 

   手術が出来ないか もう一度手紙を書きましょう

 

  親身になってくれる先生 託された封書を 手に

 

 有難さと同時に 本当にこの選択で良かったのか

 

後悔をする事に後々ならないか 一瞬思いました

 

 階段を上がるのも しんどくなった

 

  そう呟く彼の声は 力なく聞こえます

 

   貴方は今まで 弱音を見せた事は無いでしょう

 

    お願い そんな風に言わないでよ 心で呟く

 

   ある晩 入院したいから電話してくれないか 

 

  そう言って 頼む 彼の言葉を遮るように

 

 嫌よ~! 残酷に言い放つ私がいた

 

自分でする~! その一言は 温厚な彼から

 

 初めて聞く 強い口調でした