野球賭博ご存知の方はこの記事を読まれたら


 

 

「こんなん読まんでも知ってるがな!」


 

と、思います。すみません。

 


 

 

 

 

でも堅気で今まで真面目に暮している方は知らないと思います。

 


 

また知りたくも無いと思いますのであえて書かせて頂きます。

 


 

NPO法人 日本プロ野球賭博連盟(嘘!)の統計によるとプロ野球の博打は週2回の締め切りやから胴元とお客様との銭のやり取りは火曜日、金曜日が多いらしい。

 

(計算日は締め切り日の2日~3日前の締め切りが多い)

 


 

ハンディはまぁ、0点台が多いけどよっぽどチームが連敗していたら対戦相手側から1点台が出るけど2点台はまぁ出ない。

(高校野球やったら34点下手したら5点台出る事も珍しくありません。)


 

 

誰がハンディ決めるかといえばハンディ師と、いう職人さんがいるらしくそこでハンディを決めそれを参考に各胴元がハンディをいらう(訳:さわる)等して電話等でお客様にお知らせします。


 

俺はハンディ師と言う職人さんに未だ会った事が無い・・・

 


 

お客様は原則的に電話で口張り(訳:現金を積まず口頭で掛ける事)でそれぞれのお客様に1試合に張る限度額を胴元と決めて尚且つお客様は1日最低3試合以上賭けなければいけない

 
客が負けこんで倍返しの賭け金を防止するため予め1試合の賭け金は普段の相場の3倍位に天井金額が決まってするのが多い。

 

 

 

 


 

お客様が1試合に絞って倍返しに掛けて勝負をひっくり返されるのを防止する様にウマイ事出来ている。

 


 

それと例えば10万円の掛け金やったら1万円胴元に還元しなければアカン、これは掛け金の10%を胴元が徴収する様にシステムが構築されている。

 


 

だからお客様が10万円賭けて丸勝してもお客様が配当金手の上にするお金は9万円。

(丸勝言う意味はまた記事にします)

 


 

AチームとBチームが対戦するとします。

お客様がAチーム、Bチーム10万円づつ賭けてきたら胴元は賭け金を受け付けるだけで何もしなくても歩合の10%にあたる1万円が儲かる。

(俺アホやからウマイ事書けないけど意味わかりますか?)

 


 

胴元は受け付けたらお客様に

 


 

「○○さん、もう一回復唱しまっせ!○○(チーム名)に○万円、○▲に○○万円、○◆に○万円でんな!」

 


 

みたいな感じで言ってお客様に確認する。

 


 

尚且つ胴元はお客様の賭けている時の電話音声を録音している場合が多い。もしお客様が「そんなん賭けてないがな!」と、ごねられた時の為に胴元が

 


 

「○○さん、吐いた唾呑む様な事言うたら困りまんがなぁ!ちゃーんと録音してまっせ!何やったら聞きまっか?」

 


 

ってな感じでお客様にいつでも対抗できる様にしている。

 


 

この様な行為は当たり前やけど違法で警察にパクられるから賭け金を書いた帳面とか録音した音声等、締切が終わったら速攻捨てたり消去して処分する。

 

警察は掛け金の明細書いた帳面なんか起訴する証拠として非常に欲しがる。

 


 

生ゴミをごみステーションに出しても警察は生ゴミひっくり返して紙探すしシュレッダーかけてもパズルつなぎあわせる様に引っ付けるからかなわん!

 

だから帳面とかのやり取り記載した証拠は燃やすなりトイレに流すなりして処分する。

 

(今、どないやろ最近警察は裁判所から許可取れたら内偵で電話の通話を盗聴するらしいから野球(賭博)請けてる人は警察にパクられる確率高いなぁ)

 


 

集金、配当金の支払い等は原則的にお客様と直接会ってやり取りする。警察に対し足が付く様な事はしない。だから当然、お互い銀行振込等の取引も一切しない。

 


 

胴元はお客様から請けたものの掛けてきたチームが片寄ったり又は大口だったりして胴元が腐りそうやったら(訳:ヤラレそうやったら)保険みたいな感じで他の野球賭博している胴元に流して請けてもらう。

 


 

大抵、大口請けてくれるのは総元締めに近く、締切り日も同業者特別設定システム、週1回の計算、1日1試合だけでも可、また1試合でも掛ける事が可能。掛け金は限度額なし(但し総元締めの審査基準によりしっかりしたヤーさんに限る場合が多い。)が多い。

 


 

俺が30歳になるかならんかの時やと思うんやが同じ菱の傘下で組は違うが俺より年は7歳位年上やねんけど野球賭博で結構しのいでいる人がいて俺はその人の事を「先輩」って言っていた。

また先輩によく可愛がってもらった。

 


 

ある日先輩が俺に

 

「矢沢よ、お前も野球請けんかいや!元締め紹介したるから危ない思ったら元締めに保険で掛けたらええし、お前が遊びで小遣い程度で遊んでもいいし、今、○▲(球団名)強いし調子がいいから毎日一点張りで○▲に掛け続けてもいいやんか!勝ったら爪伸ばさなくてそのまま勝ち逃げしてたらいいやねぇ、客集めて野球でしのがんかい

 

みたいな事を言われた。

 

それとこんな事も言っていた。

 

「○●(球団名)はずっと弱いし○●(球団名)ファンなんかキチガイやからずっと○●(球団名)を本命に掛けてきよるから○●ファンの客がおったら楽やぞ」

 

と、言う様な事も言われた。

 


 

でも、これだけはその先輩からひつこく注意されていた。

 


 


「野球(賭博)で負けて家屋敷処分した者はよーさん(訳:沢山)おるけど野球で家建てた者はおらん。麻薬と同じや!絶対に無理した金額を掛けたりしたらあかんぞ。」


 

 

と、言われていた。

 

俺はその時、親分付やったから自由になる時間は殆ど無かった。それと当時よりもっと若い頃に高校野球でエライ目に遭った事もある。また警察にパクられるのが嫌やった。だから野球でしのぐつもりは無かった。

 


 

俺もそんな事を先輩から言われたと2~3人の仲の良い友達に言った。

 

多分、その友達から広まったんやろな、何処から嗅ぎつけたんか解らんけど俺と同い年の組が違う徳田(仮名)言う奴が俺の所に来て野球の客集めてシノギがしたいから先輩と総元締め紹介してくれと、言って来た。

 


 

俺は徳田とあまり仲良し違うし普段どんな生活してるんか知らんから

 



なかよし


 

「事務所(先輩)の連絡先教えたるから自分で言え!」


 

と、言った。

 


 

後日、先輩から電話あって

 


 

「矢沢よ、○✖組の徳田言う子から電話あって野球でしのぎするから窓口(総元締め)紹介してくれ言いよるど!お前の兄弟分らしいやねぇ!」

 


 

みたいな事を言って来た。俺は先輩に兄弟分になった覚えは無いって言った。

 


 

確かにそいつは俺の事を何を思ったんか「兄弟!」って言ってくるからその言い方はやめてくれっていつも言っていた。

 


 

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