一生、誕生日プレゼントいらないから!!!だから一生のお願い!!!





全てはここから始まりました。


小さい頃から
動物が大好きで大好きで


でもいつか…いつかは
絶対に犬を飼うことが夢だった。


お父さんにお願いの日々…



毎日、面倒をちゃんとみること、
散歩にいくこと、ご飯をあげること、可愛がってあげることを約束して、家のお手伝いもたくさんする!



小さかった私なりの全力をぶつけて
見事、お許しを頂きました(^ν^)



最初はグレートピレニーズかゴールデンレトリーバーなど大きい犬種の犬を飼いたいと思っていたのですが


ペットショップに着いて、
父が初めに言ったこと



『自分が、今、ちゃんと抱っこできる犬にしなさい』



その時の私には父がなぜそんなことを言ったのか理解できなかったけど




今ならわかる気がする。




当時、8歳の私には


子犬といえど、サイズも大きくやんちゃすぎる大型犬は抱っこできませんでした。



すると、父が
この犬はどう?


と、両手に収まるくらいの小さな


柴犬を指差して


私も、最初は大型犬でいっぱいだった頭が


コロッと代わり


お店の方に
抱っこさせてもらい



一瞬でその子に決めました。


家に帰って家族と作戦会議!!!


まず名前(^ν^)(^ν^)


それぞれ候補の名前をメモ用紙に書き


空箱のティッシュ箱に入れて


ぐるぐるしゃかしゃか。


引いた名前には


【げんき】


と、書いてありました。
確か父の出した候補の名前。



今日からこの子は 谷澤元気くんです。



げんきと名前はいえど、


実は生まれ持ったアレルギー体質で
すごく可哀想な気持ちになるときもたくさんあったけれど



すくすくやんちゃなお利口さんに
育ってくれました。



落ち込んで帰ってきたときは
必ず側に寄り添って顔を覗いては
一緒にため息をついてくれるげんき。


門限が5時だったけど
好きだった男の子に会いたくて
げんきの散歩に行ってきまーす!とお母さんに言って一緒にこっそりデートのだしに付き合ってくれたげんき。


私が今の仕事を始めて
どんなに帰りの遅い夜中でも


私が門を開けると
ダッシュで小屋からでてきては
尻尾を振っておかえりしてくれたげんき。


辛くて泣きながら帰ってきたときも
いつも黙ってとなりにいてくれた元気。


親と大げんかしたときには
喧嘩を止めてくれるかのように
外で遠吠えをしだすゲンキ。



お風呂が大嫌いで暴れるし


雷が鳴るととんでもない場所に隠れて出られなくなって泣き出すし


おやつの好き嫌いが激しくて
奮発してきたのに一口も食べないし


私のボーイフレンドにうなるし!



まったく(^ν^)!!




言葉は通じないけど


言葉では通じない大切なことも


たくさんある。




本当に本当に
感謝の気持ちでいっぱい



私も実家を出て自立したとき


元気の具合も急変。。。



今は目も見えない、耳も聞こえない、自分で歩くことも、お水をのむことも、食べることもできない。


親がつきっきりで介護してくれてるけど、床ずれもたくさんできてしまっていた。
夜鳴きがひどいことも、聞いた。


絶対に人に噛んだりしないのに
人の手と食べ物の違いがわからないから注意しないといけなくなってしまったこと。



急いで実家に戻ってきました。


今までのことがたくさん蘇って
涙がとまらなくて、
何もできない自分が悔しくて悲しくて


でも、私が帰ってきたら


一生懸命起き上がろうとしてくれるげんきの姿がすごく、嬉しくて


聞こえないかもしれないけど
声をかけたら、反応してくれた気がした。


もう少し早く帰ってきてあげればよかったと本当に胸が痛みました。


母から電話をもらったとき、


今のうちに会っておきなさいと
いわれて、覚悟はしていたけど


目の前で頑張ってる元気をみて


今は少しでもそばにいてあげたい
最期は一緒にいてあげたいって



だから、おねがいします…
もう少しだけ、もう少しだけ




しばらく私が地方での仕事なので
せめて、帰ってくるまでは…



もう少し一緒にいさせてください。


必ず、最期はそばにいてあげたいのです。。。




ブログに書くことじゃないかもしれないけど、


動物が好きな人ならこの気持ち
絶対にわかっていただけると思うから



誰にお願いしてるかさえも
わからないけど、、、


想いは届くことを信じて…
待っていておくれ!元気!!!!




親友と一緒に深夜のファミレスで
床ずれ用の絆創膏を徹夜で製作


ありがとう。親友。。。