矢沢永吉にとってライヴとは“生き物”であり常に進化しているものであるであるがゆえに、楽曲アレンジには並々ならぬこだわりが詰まっている。
CD音源からは想像できないようなライヴアレンジを繰り出すことで、常にその場にいるオーディエンスを熱狂させてきた矢沢。
1992年 【Anytime Woman】ツアー 日本武道館公演で演奏した「ニューグランドホテル」のソリッドでエモーショナルなサウンドをお送りします。

 

 

[Rolling Stone Japan インタビュー抜粋]

 

「ニューグランドホテル」もライブ定番曲ですが、矢沢さん自身お気に入りの曲じゃないですか?
矢沢 これは、ちょうど僕がイギリスに行きはじめた頃の曲ですね。(歌い出しを口ずさみながら)「Please Go~タラララララ~」っていうメロディなんですけど、それをイギリスのジョージ・マクファーレンとかと出会って、みんなでああでもないこうでもないって、曲を料理するわけですよ。そうすると、アレンジでゴロっと変わるんだよね。あの時代、僕はアレンジの面白さに魅了されたね。