1991年9月19日は“浪速のジョー”こと辰吉丈一郎がWBCバンタム級王者グレグ・リチャードソン(米)を下して初めて世界チャンピオンになった日だ。会場は大阪府の守口市民体育館。21歳だった辰吉は具志堅用高、井岡弘樹の9戦目を抜き国内最速となるプロ8戦目での世界王座奪取記録を打ち立てた。

 

 

略歴
1970 5.15 岡山県倉敷市児島生まれ。父親の手で育てられる
1986  中学卒業後、岡山を離れ単身大阪へ。大阪帝拳ジムに入門
1987 10 全日本社会人選手権に出場し、バンタム級で優勝。アマチュア時代より 天才ボクサーとして、勇名を馳せる。
1989 9.29 崔相勉(韓国)戦でプロデビュー
1991 7 徳丸るみと結婚
1991 9.19 WBC世界バンタム級タイトルマッチ 対グレグ・リチャードソン ○10回TKO勝利。プロデビュー後、わずか8戦目にしてWBC世界バンタム級王座獲得
1991 12 網膜裂孔で長期入院
1992 1 長男・寿希也誕生
1992 9.17 WBC世界バンタム級王座統一戦 対ビクトル・ラバナレス ●9回1分19秒 TKO負け 王座陥落
1993 2.11 対ホセ・ルイス・ベガヒル ○2回1分55秒 KO勝ち
1993 7.22 WBC世界バンタム級暫定王座決定戦 対ビクトル・ラバナレス ○12回判定勝ち

 

1992年9月17日 辰吉丈一郎 vs ビクトル・ラバナレス戦 試合前日に放送された番組

 

1993 7.22  浪速のジョー辰吉丈一郎が、網膜裂孔を乗り越え 一度タイトルの防衛に失敗するが再起を図り、一度敗れた、ビクトルラバナレスに雪辱戦