ソロになったばっかりの永ちゃん、ベースと黒の革のツナギで歌うスローダウン 超カッコイイ😎

 

 

 

~著書・成りあがりから抜粋

本牧の”ゴールデンカップ" オレ、とにかく、そこのマネージャーに話をつけて、オーディションだけでも受けさしてもらうことになったんだ。

昼間、まだオープンしていない時間帯に行った。一応、エコー・チェンバー持っているから、オレ、えらい強気でさ。

セッテイングして、一発目『スローダウン』即決。「おまえ、ボーカルいい」って言われたもん。

「ほんまに?」自信持っちゃったね。「はっきり言って、おまえのボーカルに惚れた」って言うんだもん。

一か月契約。いくらだと思う? ギャラ…。十六万円。ベリー・グーだよ。

 



★スローダウンは「ラリー・ウィリアムズ/Larry Williams」という黒人シンガーが、1957年に発表した曲。
 それをビートルズがレパートリーに取り上げたナンバーで、それをまたキャロルがコピーしたもの。

 

「キャロル ラストライブ」

 

 

    涙のテディボーイ

     作詞・作曲 矢沢永吉