Disneyに学ぶ2 効率とは
Disneyに学ぶ今回のテーマは、SCSEからEについて考えてみたいと思います。SCSEはDisneyの行動規範で、簡単に書くとSafety:安全Courtesy:礼儀正しさShow:ショーやアトラクションEfficiency:効率となります。今回はE:効率について考えてみたいと思います。昨年度、Disneyのフィロソフィ研修を受けました。午前は座学午後はパーク研修です。パーク研修の途中で、同じ参加者の方から質問が出ました。「Disneyのレストランはいつも混んでいる。まして、ショウをやっていたり、キャラクターが来たりして、客が長くレストランにいる。そんなことより、客の滞在時間を短くして回転をあげたほうが効率が良く儲かるのではないか」この質問に対して研修インストラクターは「一見回転が速く効率がいいように見えます。しかし、そうするためにはキャストの数を増やす必要があります。また、回転を求めてあわただしくなると、サービスがおろそかになります。結果客足が鈍り、少ない客に対して多くのキャストということになります。このほうがはるかに効率が悪いのです。」なるほどです。さらに、「Disneyが求めら得ているのは夢と冒険の国であり、われわれが提供しているものは『ハピネス』です。この満足感があって始めて、Disneyです。これを忘れてしまっては、成り立たなくなってしまいます。」まさに、目的に正しくその上で何が効率的なのかを考えることの重要性がわかります。では看護はどうでしょうか。体位変換の時間の設定は・・・・・・巡回時間*学生で体験を実施したところ、本当に動けない状況では15分でも苦痛が生じてきます。清拭がなぜ10時にするのか・・・・・人数が多く一斉に出来るから*通常入浴は夕方です。汗をかいたまま寝ることに抵抗を感じるひとは多いと思います自分が入院した15年前には、検温が6時30分ごろにきました。病気で熱があり、入院までしなければならないのに、早起きさせられる。なぜかというと、検温は夜勤者の業務だから・・・患者の希望がどこにもないのは本当に不思議で、それでも成り立っているのは、あまり客に選択権がないからです。だからといってそれでいいということはないと思います。目的に正しく、効率化を図る。看護ならば、「患者の安全安楽、苦痛の軽減」のために何をすべきかをもう一度考える必要があると思います。