【娘】家庭科 | 3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ)

【娘】家庭科

娘・うめてん。小学6年生。

家庭科でバッグを作るらしい。

(トートバッグ、巾着袋、ナップザック等、各自希望のものを作る)


去年の6年生の家庭科ボランティアを経験した私は分かる。これは本当にマズい。

去年の6年生は相当苦労していた。(一番苦労していたのは家庭科の先生)

うめてんの苦労は只事でないものとなるだろう。


私は今年も家庭科ボランティアに行く。うめてんのクラスだけでなく、他のクラスも行く。


私自身、家庭科裁縫は非常に苦手で、小学生のころを思い返せばボビンは糸でぐるぐる巻きになるわ針は折るわ、最終的には学校のミシンを壊して怒られるというところまで到達したくらいだ。←こんな人が家庭科ボランティア……

家庭科イヤだという気持ちは人一倍分かる。

一応、コロナの時にミニミシンを買ってシンプルなマスクなら自力で作れたという成功体験もある。あの時よくやる気になった、自分。




それはともかく。


まず、布を用意しないといけない。


うめてんと、布を買いに行く約束をした。

したのだが……


ぼけー「からだダルいー風邪かも」

ぼけー「布、買わないとダメなんだよね?」

ぼけー「あー、つらいなー」


布買いに行くの面倒なだけやんけ!

しかし分かる!

その気持ちも分かるぞ!


えー「うちに、余ってる布があるから、それ見てみる?」

えー「幼稚園の時のバッグとかスモッグの余りだけど」

※うちが通っていた幼稚園は完全親の手作り志向で、私は布だけ買って外注していた


ぼけー「うん、それでいー」


余り布を出して見てみると、

うん。やっぱそうだ。

うさちゃん、くまちゃん、いちごちゃん、

ピンク、みずいろ、

ザ・幼稚園。


えー「幼いのしかないよ?やっぱ買った方がいいんじゃない?」


キラキラ「くまちゃんがいい」


!!!!?????


(イメージ)


びっくり「えっ、このくまちゃんの布!?これでいいの?」


キラキラ「くまちゃんの布がいい」


えー「周りの子から何か言われるかもよ?幼いとか子供っぽいとか」


ムキーッ「わたしはくまちゃんがいいの!!私が選んだ布を幼いとか言ってくる子がいたら、そんなの最低だよ。人の好みは人それぞれなんだよ。口出ししてくる方がおかしいんだよ。わたしはこれがいいの。誰かに何か言われても、好きなんだからいいんだよ!」 


ポーン


まさかの論破!!!!

えっ、こんなに話せる子だったっけ?

どこでこんな教育受けた?YouTube先生かな?

(わたしの教育ではない)


えっ、でも、これ、布を買いに行きたくないという気持ちだけで話しているのでは……

そうだとしたら、やっぱりくまちゃんの布にしたのは後悔するんじゃないか?


プンプン「本当に、くまちゃんでいいのね?別のを買いに行ってもいいんだよ?他の子から幼いとか言われてもいいんだね?」


ムキーッ「いい!好みは人それぞれなんだって!あー、早く中学行きたい。幼いとか、そういうこと言ってくる子がいない中学に行きたいよ!」


周りをすごく気にして、周りに埋もれたがる子だったのだが、

なんか……変わってきた……?のか……?

それとも一時的なもの(布を買いに行きたくないがための言い訳)なのではという疑いも捨てきれない。


でもいい!

うめてんがそこまで言うなら、

布は買いに行かないことにしよう。

私もその方が楽だしお金つかわないし


くまちゃんのバッグを作るぞ!