【娘】予想外な個人面談 | 3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ)

【娘】予想外な個人面談

小学校の個人面談に行ってきた。


最近の娘・うめてんは調子がとても良くなく、自閉症の特性を先生に理解してもらうため「サポートブック」というものを書いて持参した。

サポートブック、幼稚園入園時や小学校入学時に書いたなあ。懐かしい。また書くことになるとは。でもこれ、すごく便利なのだ。



面談は……
担任の栗田先生(仮名)だけでなく
管理職(児童専任)の佐藤先生(仮名)もいる!!

栗田先生「あらためまして、担任の栗田です。本日は佐藤先生にもお話を聞いてもらった方が良いかと思いまして、同席させていただきます」

佐藤先生「はじめまして、専任の佐藤です。どうぞよろしくお願いします」

びっくり「ありがとうございます。いつもお世話になっております、よろしくお願いいたします」

これは予想外だった!まさか佐藤先生も一緒に聞いてくれるとは!
でも、それだけ要注意になっているということだ。ありがたい。

佐藤先生は前からいる先生だが、こうして話をするのは初めてだった。

佐藤先生は表情が豊かな先生で、うめてんがイジワルされた時の話をすると悲しそうに顔をゆがめ、頑張っている事の話をすると嬉しそうにニコニコ聞いてくれた。子供に人気出そうな先生だ。

栗田先生は表情を変える事なく淡々としていたので対比が面白かった。


持参したサポートブックを渡した。

栗「すごく分かりやすいです、ありがとうございます」

キョロキョロ「細かく書きすぎてしまった部分もありますので、参考程度にしてください💦」


何が得意、何が不得意、どういう対応をするとよいか等、……ビッシリ書いたこんな紙を渡されて、支援級でもないのに対応できるかーいと思われたかもしれない。いやいや、ないよりは良かろう。



本題。

まず、○○さん(イジワルしてきた相手)との事について。

今後も同じ班にならないよう等、気をつけてくれるそうだ。よろしくお願いします。



そして私からは、

先日の授業参観で、あまりにもグループディスカッションに参加できていなかった件について話をした。


ショボーン「意見を出すのも苦手だし、話をするのも苦手で、とてもじゃないがついていけてないように思いました」

栗「意見を出すこと、話すことがだけが大事ではなくて、人の話を聞くというのも、とても大事なことです。うめてんさんは、自分の意見は言っていなかったかもしれませんが、他の子の話はちゃんと聞けていました。それで良いんです」


おおおおおお

そう言ってもらえると

ありがたいいいいい


えーんえーんえーんえーんえーん


うめてんが本当に他の子の話をちゃんと聞けていたかは置いておくとして、「自分の意見も言えるようにしましょう」という指導ではなかったのがありがたかった。



そして一緒に行動できる友達がいない(去年まではお世話してくれる子がいて何かとフォローしてくれたが、今年はそういう子がいない)という件についても話した。


栗「友達をつくろう、という指導はもう6年生なので難しいです」

栗「今後も修学旅行の係決めなど色々あると思うのですが、うめてんさんに限らずみんなに『仲の良い子と一緒に行動する』ではなく『自分のやりたいことを選択しよう』と指導していきます」


うん、そうだよね……。

お世話してくれる子のいなくなったうめてんは、自分で自分のやりたい道を見つけて自分で頑張っていくしかないか。

大げさかもしれないが、崖から突き落とされたライオンの子だな。自分で這い上がれるかどうか。這い上がれないとだめなんだが。


ショボーン「困っているときに、助けを求めることがうまく出来ません。特に、周りの子に言うのが苦手です。でも先生になら言えるかもしれないので、その時は助けてもらえないでしょうか」


栗「はい、分かりました」

佐「はい、我々だけでなく、教師間でもこの話を共有して、うめてんさんが困っているときはお手伝いするようにします」


良かったーーー!


実は、支援級→普通級に移ろうとした友達の子が、普通級の先生から

「困ったことがあっても先生には言うな。友達に聞いて解決するように」

と言われたらしく、

そんなこと言われたら絶望するしかないと思っていたので

言われなくて良かったえーん


(ちなみにその先生は異動になり、その子は現在楽しく普通級に通えている)




そしてあっという間に面談終了の時刻!


栗「今後も何かありましたら、いつでも仰ってください。こちらも気づかない事もありますので助かります」

佐「うめてんさん、毎朝1年生のお世話をしっかりやってくれていて、頼りになりますよ」(※6年生はしばらく1年生の朝の準備を手伝う事になっている)


おお〜びっくりうめてんの良い話も聞けて良かった!

栗田先生も佐藤先生も熱心な先生で良かった。友達に聞いて解決しなさいというような先生じゃなくて良かった……(しつこい)


今回、話しそびれたこともあったが、まあ仕方ない。


過去のトラブルの件で「なんで○○さんとクラス分けてくれなかったんだ!引き継ぎどーなってんだ!」という文句は言えなかった。もういいや6年だし


学校カウンセラーの事も聞き忘れた。必要を感じたらカウンセリングを受けようと思う。来月には児童精神科診察があるし、今すぐどうこうということはない。




6年生が平穏に過ごせますように。

楽しい小学校ライフ、キラキラ・友達!という理想ははじっこに追いやり、

目標は平穏!!!!