【がん闘病】娘に話す
いよいよ入院・手術の日が迫ってきた。
娘には、だいぶ前に「お腹の手術を受けるために入院するよ」と伝えてあった。(これは嘘をついたのではなく、もともと子宮筋腫の手術をする予定だった。乳がんが発覚したため無期延期になった)
しかしそろそろ本当のことを伝えた方がいい気がしてきた。
「お腹の手術をしてくるね」と言ったのに胸に傷跡つけて帰ってきたらショックだろう。
言った。
「うめてんあのね、私、お腹の手術をする予定だったんだけど、変更になったの。胸に悪いものが見つかったから、そっちを先に手術することになった」
「えっ!なにそれ?胸って?乳がん?」
うめてんが乳がんを知っていることに驚いた。でも知っているなら話が早い。
「うん。乳がんみたいだって。取った方がいいって言われたから手術するね」
「ヤバっ」
「うん、ヤバいことにならないよう、さっさと手術してくるわ。大丈夫、命にはかかわらないからね。死なないよ」
「うん」
案外あっさりと済んだ。
うめてんなりにショックを受けているかもしれないが、今のところ、普段と変わった様子は無い。
うめてんのためにも、
無事生還するし、
この先も健康に、
長生きするぞ!!!!!