【がん闘病】ステージは? | 3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ)

【がん闘病】ステージは?

ステージについて書き忘れていた。


がんといえば

よく聞くのが「ステージ」。

がんの進行具合、広がり具合を表す言葉だ。


乳がんの場合、以下のように分かれている。

・ステージ0→がんが乳管内にとどまっているもの。非浸潤がん。

ステージ1以上は浸潤がんとされる。

・ステージ1→がんが乳管から滲み出て周りにひろがったもので、2センチ以内のもの。転移のないもの。

・ステージ2→がんが2〜5センチのもの、もしくは2センチより小さくても脇下リンパ節に転移があるもの。

・ステージ3→分類が複雑なので略。

・ステージ4→大きさは関係なく、多臓器への転移があるもの。


がんビギナーな私の勝手なイメージ(元医療従事者とは思えない発言すみません)として、

・非浸潤がん→ヤバくない。広がってない。助かる

・浸潤がん→ヤバい。転移まったなし。助かるかどうか

というのがあったのだが、

アレ?

ひょっとして私、浸潤がんなんじゃないかね?大きさも2センチって聞いているが、これってステージ2に片足突っ込んでいるんじゃないかね?


先日の診察時に、先生に聞いてみた。


私「先生、私、浸潤がんですか」


先生「はい、そうですね」


私「ステージいくつですか」


先生「ステージ1ですね。がんが2センチ以内で、転移が無さそうなので」


浸潤がんで、ステージ1だった。(ギリ)


ただ、手術してみたらもう少し大きかったりリンパに転移が見つかったりすることもあるらしいので、今現在ステージ1だからといって余裕余裕〜なんて言ってはいけなさそうだ。(いや、普通いえない))


先生はとてもサラッとしていて、浸潤がんがどうのとかステージ1がどうのという話は一言で終わってしまった。そんなことよりも先生が重視していたのは

どんなタイプのがんなのか

ということのようだ。


乳がんのタイプはホルモン受容体陽性だとか色々あるのだが、ここでは割愛する。

それによって治療方法や薬の種類が変わってくるから、そりゃ重要だわな。


ちなみにがんのタイプは、あのメチャ嫌なバチンバチン検査(マンモトーム検査)で採取した組織・細胞から調べてくれたようだ。



話を元に戻す。


私はステージ1で今後手術と放射線、投薬治療となるのだが、

調べてみたところステージ0でも手術して放射線してというのが標準治療のようだ。

ステージ0って、もっと軽く済みそうなイメージだったのだが、ステージ1以降と同じようなものではないか。まあ悪い部分は切って取り除いてしまうのが気持ち的にも安心するが、小さいものはそのまま広がらず終わる可能性もあるようで、そう考えると結果的に過剰治療?という話もなきにしもあらずのようだ。


今後、がんの治療は、より負担が少なく安全な方向に発展していくだろう。未来の人類にとって「薬飲んで治すわー」くらいの軽いものになってくれるといいな。